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業界人の《ことば》から 第79回

プレイステーション4だからできること、改めて示していく

2014年03月07日 09時00分更新

文● 大河原克行

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PS3の後継機ではなく、PS4ならではというものを示していく

 そして、こうも語る。

 「これからは、PS4の世界の広がり感をどれぐらい出せるかが鍵になるだろう。まずはコア中のコアといえるユーザーに購入していただけた。問題はその先である。ソーシャルメディア連動は、様々なタイプのゲームユーザーに広げるために重要な要素になると考えている」とする。

 グローバルでの立ち上がり、そして、日本での出足も順調だったといえるだろう。

国内出荷数も順調に推移

 だが、河野プレジデントは、日本での今後の施策についても手綱を緩めるつもりはない。

 「これからは、PS3とは何が違うのか、なにが新たな特徴なのかを伝えることが大切。単なる後継機ではないということを示したい。引き続き、PS4のコンセプトをしっかりと伝えたい」と語る。

 ソニーの御膝元である日本でPS4の販売が開始され、待ちに待った日本のユーザーは、それを大きな盛り上がりをみせて祝った。発売日に多くのユーザーが量販店に並んだことからもそれは明らかだ。

 そして、PS4の日本での発売は、最も厳しい要求を持つ日本のユーザーに、PS4の新たな提案が受け入れられるかどうかのスタートになるともいえる。

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