エプソン「Endeavor TN10E」はビジネス向けタブレットの大本命 第1回
抜群の軽さと充実した機能で即ビジネス使用可能
「Endeavor TN10E」の本体デザインをチェック
2014年02月14日 11時30分更新
デジタイザー対応でフルHD表示が可能な液晶ディスプレー
「Endeavor TN10E」の液晶ディスプレーのサイズは11.6型で、解像度は1920×1080ドット。dpiは約190と高く、映像は精細だ。デフォルトではデスクトップ項目が拡大表示されているため、文字やアイコンは大きくて見やすい。等倍表示にすれば文字は小さくなるが、1画面あたりの情報量が増えるので資料の閲覧に向いている。表示倍率は好みに応じて調整するといい。
液晶パネルはIPS方式で、光沢のあるグレア仕上げだ。光の映り込みはあるが視野角が178度と広いため、ディスプレーの向きを変えれば気にならないだろう。打ち合わせやプレゼンなどで相手に画面を見せるときも、色合いの鮮明さが失われることはない。
「Endeavor TN10E」のタッチセンサーは10点マルチタッチ対応で、静電容量方式と電磁誘導式を採用している。タッチ操作時の指すべりも上々で、快適に操作することができた。より細かい操作や手書きによるメモなどを作成するなら、オプションとして用意されているデジタイザーペンを利用するといいだろう。
液晶ディスプレー上部には有効画素数200万画素のWebカメラが用意され、チャットやビデオ会議などに利用可能だ。背面のカメラは約500万画素で、資料の撮影に利用できる。
ビジネスマンにピッタリの使い勝手と拡張性
仕事で大量の資料が必要な場合でも、デジタルデータとして「Endeavor TN10E」に保存すれば持ち運びも簡単だ。大きな画面で情報量も多く、タッチ操作やペン入力で作業を素早くこなすことができる。取引先との商談はもちろん、社内での打ち合わせや会議でも活躍するだろう。デスクに戻れば、外付けのUSB機器や液晶ディスプレーを接続することでデスクトップPCのようにも使える。「Endeavor TN10E」はさまざまなシーンで活用できるビジネス向けのタブレットなのだ。
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