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スマホで始める「音楽アプリ部」 ― 第32回

シンセはすべてKORGオリジナル

音色は抜群! 15シンセがセットでお得なKORG Gadget

2014年02月09日 12時00分更新

文● 藤村亮

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 先日、世界最大の楽器見本市であるNAMMショーも終わり、さまざまな新機種、新アプリケーションが発表されました。Lightningケーブルで接続できるパッド型コントローラー「iRig PADS」やQUICCO SOUNDのワイヤレスMIDIコントローラー「G.16」、FocusriteのiPad用クレイドルインターフェース「iPad DOCK」など、魅力的な製品もちらほら。

 今回は、そんなNAMMショーでも注目のひとつだったiPad用アプリ「KORG Gadget」を使ってみました。

 KORGは日本を代表する三大シンセサイザーメーカー(YAMAHA、KORG、Roland)で、「KORG iKaossilator」や「KORG iELECTRIBE」といった実機直系のアプリも定評があります。そのKORGが新たにリリースしたKORG Gadgetは、これまでのような実機からの移植ではなく、完全なオリジナル。その実力を見ていきましょう。

KORG Gadget App
価格2,900円 作者KORG INC.
バージョン1.0.1 ファイル容量279.4 MB
カテゴリーミュージック 評価(4)
対応デバイスiPad全機種 対応OSiOS 7.0以降

アプリには珍しい縦表示画面とわかりやすいTips

 KORG GadgetはLondonやMarseilles、Chicago、Berlinといった世界各地のダンスミュージックの聖地の名を冠した個性豊かな15機種のシンセ音源と、MIDIデータの打ち込み編集機能を擁する音楽制作アプリ。「ダンスミュージックに特化したサウンド」という触れ込みどおり、エッジの利いた派手めな音色パッチは全620種類と豊富に用意されています。また、ていねいな解説の日本語マニュアルと細かいTipsのおかげで、何をどうすればいいのか、という基本的な部分で悩まされることのない作りです。

音楽アプリには珍しい縦配置のデザインですが、階層化が最小限に抑えられていて全体を把握しやすいです

 アプリを立ち上げると、画面の上半分にMIDIデータやピアノロールを表示するソングセクション、画面の下半分にシンセ音源を選択したり音量バランスなどを調整するミキサーセクションが表示されます。ここではこの画面をミキサー画面としましょう。

 使用するシンセ音源=ガジェットを選択するには、ミキサーセクション左上にある小さい「+」アイコンをタップ。各ガジェットのサウンド傾向についての解説が付いたメニューが開きます。

 試しにドラム音源のガジェット、Londonを選択してみます。ミキサーの小窓に表示されたシンセサイザーのサムネイルをタップすると、画面の上半分がピアノロール、下半分はガジェットの音色パッチやエフェクトなどを操作するエディット画面に移行。 要点のTipsが黄色のフキダシで表示され、パッと見てすぐに使い方を把握できる親切設計です。

シンセサイザーのカタログを眺めているような気分で選ぶことができますTipsのオン/オフはフキダシをタップするか、右上の?アイコンのメニューで切り替えます

 演奏データの打ち込み方法はピアノロールを直接タップして入力するステップレコーディングと、画面一番下の録音(○アイコン)ボタンをタップするリアルタイムレコーディングの2パターン。デフォルトの状態では1小節分のピアノロールが表示されます。より長い小節でフレーズを打ち込みたいときには画面左下の「Function」をタップし、メニューから「Length」を選択。「Bars」で任意の小節数を設定します。

特殊な操作はだいたいFunctionにまとまっています

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