CPUのコア数/スレッド数
動作クロックの影響をチェック
CPUの売れ筋は4コア/8スレッドに対応する「Core i7」シリーズだが、ゲームで8スレッドすべてが使われることは少ない。最後は、CPUのコア数とスレッド数、動作クロックによるフレームレートの変化を追ってみた。
計測CPUには「Core i7-4770K」を使用し、マザーボードのUEFIでCPUの有効コア数や「Intel Hyper-Threading Technology」の有効/無効、動作倍率を変更することで、コア数とスレッド数、動作クロックを変化させている。
フレームレートは描画設定“最高品質”、解像度1920×1080ドットで、ユーザー操作のないチョコボポーターで移動した際の60秒間のフレームレートを「Fraps」を使って計測している。そのほかのテスト環境は描画設定の違いによるフレームレートと同じだ。
2コア/2スレッドの3GHz動作時は全体的にフレームレートがダウンしたが、4スレッド時は動作クロックの影響も少なく、4コア/8スレッド時とは最高フレームレートがダウンするのみになっている。
ゲームプレイ中のCPU負荷を「HWiNFO64」で確認してみると、2コア/4スレッドや2コア/2スレッド時は、さすがに100%負荷になっているが、4コア/4スレッド時は動作クロックに関係なく80%前後と余裕を残している。
CPUは4コアが狙い目!
余った予算をGPUに投入して
快適な新生FFXIV環境を組もう
あまりCPU性能をダウンさせると、後々ビデオカードを交換した時にGPU性能を引き出せなくなることもあるので、「Core i3」シリーズの下位モデルや「Pentium」シリーズなどはおすすめできないが、「Core i7」シリーズから4コア/4スレッドの「Core i5」シリーズにダウンさせるのはアリだろう。
Core i5シリーズはCore i7より1万円近く安くなるので、浮いた予算をビデオカードに投入してGPU負荷の増加する戦闘時も“最高品質”でのプレイを目指すのもグッドだ。
さて次回は、ミリタリーマニアが熱中する「World of Tanks」と「Battlefield 4」をプレイするのに最適な描画設定や、ベストなビデオカードを探っていこう。
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