4系統の入力を搭載
操作はタッチセンサーで行なう
入力端子としては、DisplayPortとアナログRGB、デュアルリンクDVI-D、HDMIの4系統が用意されている。一般的に利用されている映像出力端子のほとんどに対応しており、同時に最大4台までの機器を接続できるので利便性は高い。
また、出力2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵しており、オーディオ入力端子やヘッドホン端子も用意されている。
OSDや画質などの調整は、前面右下に用意されている4つのタッチセンサーで行なう。OSDメニューはシンプルで、設定できる項目も必要最小限となっている。色温度は、9300K/7200K/6500K/ユーザーから選択できる。ユーザーにすると赤緑青を100段階で調整可能だ。
LCD-MF272CGBRは、今回レビューした6機種のうち、唯一光沢パネルを採用していることが特徴だ。低反射塗装などが施されているようで、光沢パネルとしては映り込みはかなり少ないほうだ。
ボディのデザインも美しいので、リビングなどにも違和感なく溶け込める。コントラストが高く、映像も映えるので、映画などを迫力のある映像で楽しみたいという人にお勧めしたい。
FLATRON 27EA83-D の主な仕様 | |
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パネルサイズ | 27型ワイド AH-IPS液晶パネル(グレア) |
解像度 | 2560×1440ドット |
視野角 | 左右178度、上下178度 |
最大輝度 | 440cd/m2 |
コントラスト | 1000:1 |
応答速度 | 12.4ms |
映像入力 | D-Sub×1、DVI-D×1、HDMIx1、DisplayPort×1 |
サイズ | 幅650×奥行き200×高さ475mm |
質量 | 約7.7kg |
価格 | 実売価格 7万9800円前後 |
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以上、全3回にわたり、27型WQHD液晶ディスプレーを検証してきた。エコモード搭載で低消費電力をウリにした製品や、自動調光およびブルーライトカットで眼に優しい製品など、それぞれコンセプトが異なることが理解できたはずだ。各メーカーが力を入れている要素をチェックし、自分に合ったベストな液晶ディスプレーを見つけ出してもらいたい。
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