LGエレクトロニクスは7月25日、アスペクト比21:9の29インチ液晶ディスプレー2モデルを発表した。
昨年発売した「29EA93」と同仕様のモデルで、USB 3.0端子×3搭載から、USB 3.0端子×2/USB 2.0端子×1へとマイナーチェンジした。スタンダードモデル「29EA73-P」と、昇降スタンド搭載の「29EB73-P」は、いずれもベゼル幅が左右12.25mm、上部11.1mmと狭い29インチ21:9(2560×1080ドット)液晶ディスプレー。画面を最大4つまで分割して表示できる「4-Screen Split」機能を搭載する。スピーカーは7W+7Wステレオスピーカーを採用した。
表示色は約1670万色で、コントラスト比は500万:1(DFCオフ時は1000:1)。視野角は垂直178度、水平178度。応答速度は5ms(GTG)。100mm×100mmのVESAマウントに対応する。消費電力は、通常動作時で48W、オフ・待機時で0.5W以下。
工場出荷時のキャリブレーションに加え、より正確なカラーマネジメントが実現するハードウェアキャリブレーションに対応する。また、キャリブレーションソフト「True Color Finder」を付属し、ターゲット設定も簡単に行うことができる。
入力端子は、DVI-D(Dual link)端子、HDMI端子×2、USB 2.0端子(down)、USB 3.0ハブ端子(up×1/down×2)、Display Port端子、オーディオ入力端子。そのほか、出力端子はヘッドホン端子を備える。
本体寸法/重量は、29EA73-Pが約幅699.7×奥行197.2×高さ387.0mm/約5.9kg。29EB73-Pが約幅699.7×奥行225.0×高さ395.3mm/約6.9kg(いずれもスタンドを含む)。
価格はオープン。実売予想価格は、29EA73-Pが5万6000円前後、29EB73-Pが6万円前後を見込んでいる。29EA73-Pは8月上旬、29EB73-Pは9月上旬の発売予定だ。