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マイクロソフト・トゥディ 第54回

日本マイクロソフトの社章は、米本社にも広がるか?

2013年07月18日 18時00分更新

文● 大河原克行

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女性社員が着用しやすいバリエーションを新たに用意

 もうひとつは、女性社員が着用しやすいことを目的とした社章の新たなバリエーションを用意したことだ。

女性社員向けに新たに用意された社章。丸いパーツが磁石。布地を挟み込む形で着用する

 社章は一般的に、襟部分の穴にピンを通して止めるというものだが、女性のジャケットにはピンを通す穴がない場合がほとんどだ。従来型の社章では、ジャケットにピンを刺さなくてはならず、布地を傷めるという問題があった。

右がピンを止める形の一般的な社章。左が磁石方式の社章

 そこで新たなバリエーションでは、磁石を利用して、ジャケットの布地を挟み、社章を固定する仕組みを採用。布を傷めずに済むようにした。

 7月2日に開催された2014年度の事業方針説明会では、出席したエンタープライズサービス ゼネラルマネージャーの佐々木順子執行役がこれを着用。今後、女性社員に広く配布することになるという。

 佐々木執行役が着用していた社章を実際に触らせてもらったが、磁石の磁力はかなりのもので、通常の業務を行なっている上では落とすことはなさそうだ。女性社員が気軽に着用できる社章だといえよう。

MGXで発表される「No.1 Subsidiary」は、どこが獲得?

 ところで、現在、米国アトランタでは、全世界のマイクロソフト社員を対象にしたMGX(マイクロソフト・グローバル・エクスチェンジ)と呼ばれる社員総会が開催されている。

 ここには、樋口泰行社長以下、日本マイクロソフトの幹部社員がほぼ全員参加する。その会場で着用するのが写真のようなユニフォームだ。

 MGX向けには、毎年、新たなユニフォームが製作されているが、今年はジャパンブルーを採用。運動するシーンでも利用できるようなスポーツジャケット風となっている。

社員総会で日本マイクロソフト社員が着用するユニフォーム

 日本は、MGXで発表される「No.1 Subsidiary」(世界ナンバーワン子会社)に2年連続で選ばれており、今年は3連覇を目指している。最後まで拮抗したのはカナダと見られており、日本はやや苦戦を強いられているとの情報もある。

2012年の社員総会「MGX」(Microsoft Global Exchange)において、2年連続でナンバーワン子会社のトロフィーを受け取った日本マイクロソフトの樋口泰行社長

 はたして、日本マイクロソフトは3連覇を成し遂げられるのだろうか。結果は、米国時間の7月17日(日本時間の7月18日)に発表されることになる。


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