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読んだら買いそうになる!? お買い得品発掘情報 第4回

IEEE 802.11ac対応でも5000円以下!? 安く揃える無線LAN環境

2013年07月04日 12時00分更新

文● 正田拓也

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 スマートフォンを自宅で使う場合をはじめ、テレビもレコーダーも無線LANが必須の時代になってきている。しかし、最近の2.4GHz帯の一般的な無線LANは混雑ぎみ。

 そのため注目されているのが5GHz帯対応機。少し前までは高価で種類も少なかったが、スマートフォンで急速に5GHz帯対応機が増えたことなどで、一気に安売りモデルが増殖中だ。

 ただし、5GHz帯にすればすべて解決するわけではない。そもそも、ノートPC、スマートフォンやテレビなど子機側が対応していなければまったく利用できないほか、通常の2.4GHz帯よりも壁などの障害物による電波の減衰が大きく、大きな家や分厚いコンクリートがある場合は使い物にならない可能性もある。

 また、選ぶ際に注意したいのは、2.4GHz帯と5GHz帯を同時利用ができるものを選ぶこと。持っている機器がすべて5GHz帯対応ならいいが、2.4GHz帯だけ対応の機器があれば通信できなくなってしまう。

 そこで、今回は5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用ができることを念頭にお買い得品を選んでみた。

IEEE 802.11a/b/g/n対応は3000円台から!
NECアクセステクニカ「AtermWR8600N」

「AtermWR8600N」

「AtermWR8600N」

 まず最初のおすすめの機種は、NECアクセステクニカの「AtermWR8600N」だ。IEEE 802.11a/b/g/nに対応し、安定度で定評のあるブランドで、しかも3000円台後半から購入可能。この仕様で最安製品、というわけではないが、筆者の独断によるNECブランドへの安心感からイチオシとした。しかも発売から2年たって安定しきってる点も見逃せない。

 IEEE 802.11nの仕様も2.4GHz帯/5GHz帯ともに300Mbps対応。セキュリティーもWPA2を利用可能で、子機の接続設定をする自動設定の「WPS」を搭載。設定ボタンも本体に大きく備わっており、誰でも使いやすい。

 難点といえば有線LAN側がギガビットイーサネットに対応しないこと。無線LANを主に使い、インターネット方向にしか通信せず、元のネット回線が100Mbps以下ならばデメリットにならない。

NECアクセステクニカ「AtermWR8600N」

  • 無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n
  • 有線LAN:10/100BASE-TX
  • 有線LANポート:4つ
  • インターフェース:USB 2.0×1
  • 製品情報

有線LAN部をギガビットイーサネットで固めるなら
バッファロー「WZR-HP-AG300HA」

「WZR-HP-AG300HA」

「WZR-HP-AG300HA」。店頭在庫のみですでに生産は終了している

 LAN内にファイルサーバーを設置し、無線LANルーターのハブもギガビットイーサネットで揃えたい場合となると、ギガビットイーサネット対応機がほしくなる。

 有線LANが1000Mbpsとなると、バッファローの「WZR-HP-AG300HA」が比較的低価格でおすすめだ。価格は4000円台の後半くらいからで、バッファローならばVPNなどルーター部分の機能も豊富だ。

バッファロー「WZR-HP-AG300HA」

  • 無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n
  • 有線LAN:10/100/1000BASE-TX
  • 有線LANポート:4つ
  • インターフェース:USB 2.0×1
  • 製品情報

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