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最強スペックのARROWS NXを買って驚いた7つのこと

2013年06月16日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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地デジの画質がビューティフル

ワンセグとフルセグを切り替えて表示できる

ワンセグとフルセグを切り替えて表示できる

 F-06EはフルHD液晶を搭載し、フルセグの表示が可能。購入した日、たまたまAKB総選挙の中継を行なっていたが、ワンセグとフルセグでは画質は雲泥の差。メンバーの顔の表情だとか、ワンセグ画質で読み取るのは難しいことがよくわかった。

1日に何回も充電しなくていい

 F-05Dは半日、というか3分の1日ぐらいしかバッテリー持たなかった。このため、取材から帰ってきたら即充電、日が沈んだらまた充電、ということをしないとバッテリー切れになるわけだが、3020mAhのバッテリーを搭載するF-06Eはそんなことにはならない。少なくとも、7時間使用した時点で22%しか減っていないのにはビックリ!!

伝言メモ機能の設定はどこ? 本体設定の違い

F-05D(左)では本体設定の通話設定で伝言メモ機能のオン/オフができたが、F-06E(右)には通話設定自体が見当たらない……

と思ったらありました。電話アプリの設定でした

 F-05Dには「通話設定」という項目があり、そこで端末自体の伝言メモを設定できたが、F-06Eにはその設定が見当たらない。伝言メモなくなったのか……と思ったら、通話設定は電話アプリの設定の中に組み込まれていた。

 機能があったのはうれしいが、通話設定というのは比較的重要だと思う。その設定が本体設定に集まっていないのは、ややわかりにくく感じた。

背面カバーが開かない

本体上面にmicroSDカードとmicroSIMスロットを搭載。背面カバーを開けなくても交換が可能

本体上面にmicroSDカードとmicroSIMスロットを搭載。背面カバーを開けなくても交換が可能

 従来のスマホだと背面のカバーが開いてバッテリー交換できるのが当たり前だった。しかしF-06Eはカバーを外せない構造になっており、バッテリーの交換ができない。

 ここをマイナスととる人もいるだろうが、過去にバッテリーを交換したことがない筆者はプラスと考える。SIMカードとmicroSDカードスロットが背面カバーを外さずに取り出せるようになったため、入れ替えなどがラクになったのだ。

価値のある1台にになれるのか?

DTCP+対応の「DiXiM Player」を標準装備

DTCP+対応の「DiXiM Player」を標準装備

 使い始めてまだ1週間も経っていない。正直、7万円払って乗り換えるだけの価値があったのかは、まだわからない。

 ただ、本機はリモートアクセスサービス(DTCP+)に対応した世界初のスマホだったりもする。標準で導入されている「DiXiM Player」を使うことで、NASなどの対応機器に保存(ダビング)された録画番組を外出先で視聴できる。

 また、Office文書の閲覧や新規作成ができる「KINGSOFT Office for Android」を導入すれば、フルHD解像度のディスプレーと相まって仕事にも活用できるのかもしれない。

 大いなるポテンシャルを秘めているのは確かで、そのあたりを使い始めるとカケガイのない1台になったりするのかも、しれない。

「ARROWS NX F-06E」の主なスペック
メーカー 富士通
ディスプレー 5.2型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約70×139×9.9mm
重量 約163g
CPU Snapdragon 600 APQ8064T
1.7GHz(クアッドコア)
内蔵メモリー(RAM) 2GB
内蔵ストレージ(ROM) 64GB
外部メモリー microSDXC(最大64GB)
OS Android 4.2
Xi ○(下り100Mbps)
Xi対応周波数 2GHz/1.5GHz/800MHz
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
テザリング ○(最大10台)
カメラ画素数 リア:約1630万画素CMOS/イン:約120万画素CMOS
バッテリー容量 3020mAh(交換不可)
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ ○(+フルセグ)
NOTTV
赤外線
防水/防塵 ○/○
Qi ×
miniUIM
連続待受時間(3G/LTE) 約560時間/約560時間
連続通話時間(3G) 約680分
カラバリ Black/White
発売時期 6月7日

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