多彩に使える、DYNAUDIOの高音質無線スピーカー
無線ならXeoで決めろ! 狭い我が家で、本物の音を (2/4)
2013年06月24日 12時00分更新
電源さえあればフリーレイアウト
さて、一見するとトレードオフの関係にあるように思える2つの課題。
しかしこれを、いいとこ取りで解消できる選択肢があった。それがDYNAUDIO(ディナウディオ)の無線スピーカー「Xeo」(シオ)である。
Xeoとは何か? 簡単に言えば、高品質な無線スピーカーだ。ケーブルのわずらわしさから開放され、しかもHi-Fiクラスの高音質も楽しめる。魅力的な製品がXeoなのだ。
小型の送信機(トランスミッター)を使い、CDプレーヤーやパソコンで再生した楽曲をスピーカーに無線で飛ばせる。スピーカーはアンプも内蔵していて、電源コンセントさえ確保できれば、部屋の中の好きな場所に置いて音楽を楽しめる。
Bluetoothスピーカーとは異なり、独自方式の無線伝送を採用し、非圧縮で音声データを送信できる点も魅力だ。送信機とスピーカーの間の通信には、CDと同等品質の16bit/44.1kHzのリニアPCMを用いる。
送信機には、アナログ(RCA×2または3.5mmミニジャック)、光デジタル音声入力、USBの3種類(4系統)がある。PCやMacとの接続はもちろん、テレビやプレイステーション3、各種レコーダーに装備されている光出力など、多彩な機器との接続が可能な仕組みだ。
このトランスミッターは横幅12cm程度と非常にコンパクト。パソコンデスクの端に置いたり、あるいはテレビの裏側に隠したりといった用途でも邪魔になりにくい。USBバスパワー駆動にも対応するので、PCとの接続時の配線はケーブル1本。非常にシンプルな設置が可能だ。
いい音を身近にする最適解がXeoだ!
この種の製品は利便性を最優先とし、音質は二の次に考えているものも少なくないが、Xeoは単品コンポーネントとしても十分な品質を確保している。開発元のディナウディオ(DYNAUDIO)は、デンマークに拠点を置くハイエンドオーディオメーカーで、ユニットから自社開発できるノウハウを持った企業。数百万円の高級機種からスタジオ機材まで幅広く手がけており、ソースに忠実でイチにもニにも癖のない高音質が心情。音にこだわるユーザーからの信頼も高いメーカーだ。
Xeoには、ブックシェルフ型の「Xeo 3」(2ウェイ2スピーカー)とフロアスタンディング型の「Xeo 5」(2ウェイ3スピーカー)の2種類が用意されている。いずれも27mm径のソフトドームツイータを採用。ウーファはともに14.5cm径でMSP(ケイ酸マグネシウム・ポリマー)を使用(Xeo 5はダブルウーファー)。
この構成はDYNAUDIOが得意とするもので、同社の多くのスピーカーでも採用されている。Xeoの特徴をまとめるなら以下だ。
なぜXeoか? マニアも納得の5つのポイント!
- 高音質:
自社でユニットの開発できる力を持ち、マニアやプロにも支持されているDYNAUDIOブランド。本格的なマルチウェイユニットでまさにピュアの作り。 - 接続性:
最大3台までの機器をつなぎ、3ペアのXeoと相互に接続できるため、別々の場所に設置したXeoを使い分けるなど、様々な組み合わせでの利用が楽しめる。 - 設置性:
無線接続だから、設置場所が自由。特にブックシェルフモデルなら、使用しないときに片付けたり、キッチンなど別室に持っていってポン置きするといった使い方も。 - アンプ内蔵:
接続するのは電源だけなので、たくさんの機器をつないだ結果、スピーカー回りが大げさになるといったことがない。ユニットに合わせて音を調整できるので、最適なチューニングに追い込めるという利点も。 - 無駄にならない:
ピュア用、PC用、テレビ回りなど様々な場所で生かせる。別のシステムを買い足した場合も、セカンドスピーカーとして別の場所で活用できる。
気軽なのにいい音、いい音だから活用したくなる。それがXeoなのだ!
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