BIOSや機能を軽く使ってみた
続けて、Z77A-GD65 GAMINGのBIOS(UEFI)やゲーミングLANのKiller、Sound Blaster Cinemaの設定画面。さらにZ77A-GD65 GAMINGとミドルGPUの「GeForce GTX 660」ビデオカードで構築したゲーミングPC構成でのフレームレートを見ていこう。
まずはBIOS(UEFI)だが、「MSI GAMING」シリーズのパッケージやマザーボードと同じく、黒と赤を使ったデザインに、ドラゴンが描かれている。特殊な設定項目(E7751IMS V25.29B2時点)は見受けられなかったので、自作初心者でもサクッと設定できるだろう。
Killerのゲーミング向けLANも設定はほとんど不要だ。付属のドライバーDVDから自動でドライバーとユーティリティーはインストールされ、設定もほとんど必要ない。ゲーミングの優先度は自動でしっかり変更されるので安心だ。優先度はアプリごとに手動設定できるので、オンラインゲームだけでなく、大容量ファイルのアップ・ダウンロード時に優先度を変更するのもアリだ。
最後はSound Blaster Cinema機能だ。ユーティリティーを手動でインストール必要はあったものの、設定などは簡単。「ゲーム」、「ミュージック」、「ムービー」の4つのプリセットと「カスタム」設定を備える。まずは、プリセットで試して、好みやスピーカーやヘッドセットに合わせて、「BASS」や擬似的に高域を補正する「CRYSTALIZER」などを調節しよう。
ゲーミングLANとSound Blaster Cinema機能を使えるのは、自作PCに詳しい人はもちろん、自作PC初心者もうれしいところだろう。手動での優先度変更は必要になるが、大容量ファイルのダウンロード時にも使えるゲーミングLANは、ゲーム以外の用途の人にもオススメできそうだ。
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