最上位モデル「Z77A-GD65 GAMING」をじっくり眺める!!
「Z77A-GD65 GAMING」の主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0)x16×3(SLI/CF対応)、PCI Express x1×4。メモリースロットがDDR3-DIMM×4(最大32GB)で、動作速度はオーバークロックに特化した「Z77 MPower」と同じ、最大DDR3-3000相当までに対応している。
オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット「Killer E2205」、サウンドは7.1ch対応のRealtek「ALC898」でSound Blaster Cinemaをサポートしている。そのほか、SATA3.0×4(うち2基はASMedia「ASM1061」)、SATA2.0×4、USB 3.0×4(バックパネル×2、ヘッダピン×2)、USB 2.0×10(バックパネル×4、ヘッダピン×6)、IEEE1394×2(ヘッダピンのみ)などを装備。
ゲーミング向けだが、グラフィックス出力機能としてHDMI/D-Sub15ピン/HDMI端子も装備している。そしてゲーマーにうれしいPS/2ポートを搭載。このPS/2とUSBポートの一部は、「ゲーミング・デバイス・ポート」と名付けられており、金メッキの厚さを通常モデルの3倍にし、耐久性を10倍に高めたほか、導電性も向上。高ポーリングレートのマウスを接続した際の応答速度を向上させているという。
ミリタリークラスIIIコンポーネント最高ランクの5つ星準拠や自動オーバークロック機能「OC Genie II」など、基本的なスペックは、実売価格が1万5000円前後の従来モデル「Z77A-GD65」と同じだが、ゲーミング機能やデザイン良いヒートシンクなどを備えつつ、価格差を4000円前後に収めたZ77A-GD65 GAMINGは、お買い得といえるのではなかろうか。そこで、この後は実際にZ77A-GD65 GAMINGで組んだ状態でいろいろと見ていこう。
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