エフェクト機能はアプリがつかえるスマホが得意
でもキヤノンのiVIS HF R42も負けてない!?
映像にエフェクトをかけたり加工したり、といったことはiPhone 5ではアプリを使うことで簡単に行なえる。ではビデオカメラにはできない芸当なのか、というとそんなことはない。
特にキヤノンとJVCケンウッドのビデオカメラには、こうした機能がかなり盛り込まれている。キヤノンの場合、最上位機のHF G20は画質重視なので編集やエフェクトは最小限だが、スタンダードモデルのHF R42の方は「シナリオモード」や「ベビーモード」など、作品づくりがしやすい機能や、多種多様なエフェクト機能が用意されている。
エフェクト機能は非常に充実しており、アニメーション効果8種、手書きによるタイトル入力、日付や日時の表示、フレーム画のミックス(26種)などの機能があり、撮影中にこの機能を呼び出せる。
本体だけで編集が簡単にできるJVC Everioも魅力
JVCケンウッドも、なかなか充実したエフェクト&編集機能を備えている。編集は上手く撮れたシーンをマーキングでき、マーキングしたシーンだけを連続再生したり、BDへダビングしたりできる機能があり、編集や再生が簡単だ。
不要なシーンをカットするトリミングやシーン分割なども本体で行なえる。エフェクトもアニメーション効果や撮影した人物の顔に愉快なイラストを合成する「顔デコ」機能、スタンプ機能に手書き機能とさまざまな加工ができる。
撮影時や撮影後にあれこれと映像を加工してしまえば、後はSNSサービスなどに動画をアップしたり、BDにダビングするだけなので、PCでみっちり編集や加工を行なう必要がない。
一方でエフェクト&編集系機能が少ないのがソニーのビデオカメラ。エフェクトは映画調の画質となる「シネマトーン」と、フェードイン/アウトを行なうフェーダー機能くらいのものとなる。編集も撮影した映像の削除ができる程度で機能としては最小限だ。
ただ、デジタル一眼レフの「α」やミラーレス一眼の「NEX」シリーズでは、動画に適用可能なエフェクト機能が多数実装されており、楽しい動画を撮るための機能はデジカメのほうが豊富だ。
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