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電アス・ゲーム部 第44回

海外ゲーム大作ラッシュにあえてオススメするFPS

この冬遊んでおくべきFPS『DOOM3 BFG Edition』

2012年12月13日 23時00分更新

文● 電撃オンライン編集部 まさ

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電撃オンラインのゲーム好き編集者が送るゲームコラム。今回は、海外ゲーム班の1人・まさが『DOOM』シリーズの魅力を解説します。

著者プロフィール

 日本時間でこんにちは! 電撃オンラインで海外注目タイトルの特集記事を制作している海外ゲーム班です。海外ゲームを応援する僕ら3人(写真左から、てけおん、ゴロー、まさ)が、食わず嫌いをしている人でもパクパクいける作品をオススメしていきます。

 今年も残すところあと1カ月。こたつに手を突っ込んだままゲームをプレイできるワイヤレスコントローラがありがたい季節となりました。海外ゲームの記事をメインに担当しているまさです。

 現在、電撃オンラインでは“ゲームやろうぜ!キャンペーン”という読者参加企画を実施しています。一体どんな企画なのかを簡単に説明しますと、年末年始(2012年11月1日~2013年2月28日)に遊びたいゲーム&他の人にオススメしたい個人的名作を皆さんから募集して、一緒に盛り上がっていきましょうワッショイ! といったところです。で、“一緒に”と言うからには、電撃オンラインの編集者からもタイトルをあげていかないとダメですよね! そんなわけで、今回はまさがオススメする海外ゲームのコラムお届けします。

 コンシューマゲームのライター・編集の仕事を始めてから十数年、いろいろと海外ゲームの記事を担当してきましたが、今年の年末は、過去最大級の海外ゲーム大作ラッシュか来ています。その中でも特に、FPSがヤバイ。『ボーダーランズ2』を皮切りに、『Halo 4』、『メダル オブ オナー ウォーファイター』、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』と、人気シリーズの最新作が立て続けに発売され、どれから遊べばいいやら状態なわけですよ。

 そんな状況につき、この年末年始からFPSデビューする人も多いんじゃないかと思うわけですが、そんな方々にぜひとも注目してもらいたいタイトルが発売されました。そうです『DOOM』です! 『DOOM3 BFG Edition(ドゥームスリー ビーエフジーエディション)』なのです!!

 ベセスダ・ソフトワークスより、11月30日に発売されたPS3/Xbox 360用ソフト『DOOM3 BFG Edition』は、2004年に発売されたPC用ソフト『DOOM 3』をリマスターした作品です。『DOOM 3』本編に加えて、アドオンパックの“the Resurrection of Evil”とオリジナル新コンテンツ“The Lost Mission”を収録。さらに、『DOOM』と『DOOM II』も収録した、いわばコレクターズアイテムの側面が強いタイトルです。

新コンテンツの“The Lost Mission”は、探索よりも戦闘がメインのエピソードとなっています

 FPSファン向けのコレクターズアイテムが、なんでFPS初心者にオススメなのか? このコラムでは、そんな話をつらつらと書き綴っていきたいと思います。まあ、『DOOM 3』というゲーム自体の評価は、世界中に人々に語り尽くされていますしね。

『DOOM』をちゃんと遊ばなかった昔の自分を叱りつけたい!

 まず始めに言っておきますと、私が初めて遊んだFPSはスーパー32X版の『DOOM』なのですが、実のところ大した思い入れはありません。その当時の私は、海外で大人気だという理由で『DOOM』を買ってみたものの、個人的大本命だった『ウイングウォー』が発売中止という知らせを受けて深刻なスーパー32X離れを起こしていたこともあり、序盤を軽くプレイした程度でした。

 それから十数年が経過し、Xbox LIVEアーケードで『DOOM』と再会することになりました。「そういえば、昔買ってちゃんとやらなかったな~」などと思い出しつつ軽い気持ちで購入したわけですが、改めてちゃんとプレイしてみたところ、メチャクチャおもしろいわけですよ! もうね、昔の自分を助走つけて殴りたい気分になりましたよ。お前はなんでこんないいゲームをちゃんと遊ばなかったのかと。

本作に収録されている『DOOM』と『DOOM II』は、基本的にXbox LIVEアーケードで配信されているものと同じですが、さりげなくメニュー画面が日本語化されています

→温故知新! 『DOOM』をたずねてFPSを知る(2ページ目)

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