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コスプレ発の音楽ユニット「パナシェ!」、結成秘話をインタビュー

2012年10月23日 17時00分更新

文● 伊藤 真広

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「パナシェ!」は3人の話し合いから生まれた

――「パナシェ!」という名前の由来があればおしえてください。

五木:フランス語で混ぜ合わせるって意味なんです。私達がコスプレイヤーということで、2次元と3次元の間の2.5次元的活動をしているので、そういった意味を併せて「パナシェ!」という名前にすることを3人で決めました。

――名前を決めたのは3人なんですね。

五木:はい。グループ名とかコンセプト以外にも、テーマカラーや衣装デザインなども、まず私達で話し合いをして、決まったアイデアをプロデューサーさんにお伝えしています。

――ほぼ、セルフ・プロデュース状態なんですね。

五木:3人とも性格がバラバラなので、「パナシェ!」として1つにまとまるためには、私たちが話し合いをすることが必要だと思ったのと、私たち自身、自分に似合う色、似合わない色があることなどを知っていたので、「パナシェ!」を演じるのではなく、ちゃんと自分たちのものにしていきたいので、アイデアを出させていただいています。

――いま着ている衣装も自分たちで考案したんですか。さすが現役コスプレイヤーですね。

くろねこ:パステルカラーがいいねって話が出ました。

五木:色を決めるときは、3人で集まって、過去にやったコスプレの写真を見ながら、えなこはピンクがいいねとか、私は過去に「うる星やつら」のラムちゃんをやったので緑がいいんじゃないかとか話し合って決めました。

くろねこ:デザインの元になるラフ画は、3人で話し合いをして起こしました。それをデザイナーさんにお渡ししてデザインを作って頂き、それを元に各自でアレンジを加えました。

五木:髪飾りや首周りといったパーツ部分は3人がそれぞれのイメージに合わせて考案しました。

――プロデューサーさんにお聞きしたいのですが、コスプレイヤーユニットを売りだそうと思われたのはなぜですか? また、企画を社内で提案した時の反応はどうでした?

矢山:まず、私がオタクカルチャーが好きだったのが一番大きなきっかけになったと思います。オタクイベントなどに足を運んでいるうちに、彼女たちとお話をする機会があり、話をしているうちに、彼女たちが信念を持っているところに惚れ込んで、なにか新しい流れを作り出せるのではないかと思ったからです。

――社内の反応はいかがでした?

矢山:正直、9割くらいの人が、このプロジェクトがどういったものなのかわかっていないと思います。

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