このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

電アス・ゲーム部 第34回

まゆしぃの娘も登場!?

【G-net出張所】超人気作『STEINS;GATE』の完全新作を紹介!

2012年10月10日 11時00分更新

文● 電撃オンライン編集部 ごえモン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

電撃オンラインのゲーム好き編集者が贈るゲームコラム。今回は、あの人気作『STEINS;GATE』の完全新作についてお届けします。

著者プロフィール

 電撃オンラインで美少女ゲームやアニメ、グッズなどの情報をまとめている裏サイト(?)“G-net”の担当編集・ごえモンです。最近は『SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド』と『イース セルセタの樹海』にハマり中。『セルセタの樹海』は2周目をはじめました。

まゆりの娘も登場!
『STEINS;GATE』完全新作は執念オカリンへと続く物語

『STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ』表紙イラスト

 どうも、ごえモンです。皆さんは、『STEINS;GATE』の完全新作が11月9日に発売されるって、知っていましたか? その名も『STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ(以下、閉時曲線のエピグラフ)』。実はこの作品、8月10日~12日に開催されたコミックマーケット82で販売された“『STEINS;GATE』セット”に入っていた小説なんです。

 「完全新作とか言っておいて、小説かよ!」という読者の声が聞こえてきそうですが、『閉時曲線のエピグラフ』をなめてもらっちゃあ困ります。僕はすでにコミケ版を読んだのですが……めちゃくちゃおもしろかったんですよ、これが!! 多数の新キャラの登場や、先が気になってグイグイと作品内に引き込まれていく展開、ゲームでは描かれなかった“執念オカリン”へと到達するストーリー。“完全新作”という表現になんの違和感もない内容になっています。

 コミケ版は、7,000円(税込)のセット内に入っていたこともあり、読んでいる人は少ないと思われます。でも、『STEINS;GATE』ファンなら、これを読まないのはもったいない! というわけで、ここでは『閉時曲線のエピグラフ』がどのような作品なのか、紹介していきたいと思います。

 ちなみに、本編のネタバレに関する情報も多数出てくると思うので、本編をクリアした人やTVアニメをすべて見た人以外は、自己責任で読むようにしてくださいね。

これは語られなかった世界線の物語

 この小説では、ゲーム本編の後半も後半、“シュタインズ・ゲート世界線”へと到達する直前で分岐した物語が描かれます。もっと言えば、牧瀬紅莉栖を救出できないまま、いろいろな思いを封じてβ世界線で暮らすことを選んだ主人公・岡部倫太郎のその後……つまり、俗に言う“執念オカリン”へと到達する物語なわけです。ゲーム本編にあった「一度失敗する必要があった」という発言の補完的な物語になっています。

『閉時曲線のエピグラフ』は、秋葉原で紅莉栖が刺殺されてしまった世界の続きが描かれます

 『閉時曲線のエピグラフ』は、その“執念オカリン”へと続く小説の第1巻となります。全3巻を予定しており、第2巻のタイトルは『永劫回帰のパンドラ』。タイトルだけ見ても、「永劫回帰ってことは、まさか」とか「パンドラということは、絶望的な出来事も……」なんていろいろと妄想が広がります。

前へ 1 2 次へ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中