「ファンタシースターオンライン2」(以下 PSO2)推奨のショップブランドPCを紹介してきたが、最後はインテル第3世代の「Core i7」を搭載しつつ、10万円以下の手ごろな価格帯となっているソフマップとツクモのPSO2推奨モデルを2機種紹介しよう。
光沢あるフロントパネルが特徴の
ソフマップ「SPR-I37GW7P12E-SP」
まずは、ビックカメラ内にも店舗がある、ソフマップのショップブランドPC“バーガーパソコン”のPSO2推奨モデル「SPR-I37GW7P12E-SP」だ。第3世代の「Core i7」やフルHDの高解像度&美麗な描画設定でゲームを遊べるビデオカード、容量1TBのHDDなど、PSO2に必要なスペックを押さえつつ、コストを抑えたPCになっている。
スペック | |
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型番 | SPR-I37GW7P12E-SP |
CPU | Intel 「Core i7-3770」(3.4GHz) |
チップセット | Intel H77 Express |
メモリー | DDR3-1600 4GB×1 4GB |
HDD | 1TB、SATA3 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
ビデオカード | GeForce GTX 560 GDDR5 1GB |
電源容量 | 510W |
OS | Windows7 Professional SP1(64ビット) |
サイズ | 175(W)×380(D)×360(H)mm |
実売価格 | 9万9800円 |
さすがに9万9800円の10万円アンダーを実現しているため、ビデオカードは1世代前のミドルレンジで、単体だと1万5000円前後になる「GeForce GTX560」だが、CPUは4コア/8スレッドに対応する「Core i7-3770」を搭載なのはうれしいポイント。
ただ、メモリーは標準で4GBになる。Windows 7やPSO2の推奨メモリー容量は超えているが、複数アプリケーションの同時起動や、写真加工といった作業には心許ないところなので、購入後の増設は視野に入れておこう。なお、バーガーパソコンは注文時に構成の変更ができないので、増設は自身で行なう必要がある。
筐体サイズは、今回紹介するPSO2推奨ショップブランドPCのなかで、最も省スペースとなる幅175mm、奥行き380mm、高さ360mmになっている。このサイズなら、リビングのテレビ横や机の上や足下など、設置スペースに困ることはなさそうだ。
拡張性は今回試したショップブランドPCのなかでは低く、ドライブベイは5インチと3.5インチが各1基のみになっている。また、拡張スロットもビデオカードが2スロットを占有するタイプのため、PCIーExpress x1スロットが1基のみになる。拡張ボードを使用する機会は、めっきり減っているので、まず問題ないが、サウンドの強化や地デジチューナーなど、複数ボードの増設を考えている人は要注意だ。
搭載する電源ユニットの容量は510Wになる。複数台のHDDやブルーレイドライブなどを増設しても、動作に支障のでない容量といえる。なお、ビデオカードは標準搭載の「GeForce GTX 560」と同等クラスの消費電力となるミドルレンジへの換装なら問題ないが、消費電力の高くなるハイエンドへのアップグレードは難しいところだ。
※編注:搭載パーツ(CPUとOSを除く)のメーカーや型番は、販売時期やロットによって同等性能の他製品に変わる可能性があります。掲載しているPCパーツは記事掲載時のものであり、記事内のパーツが必ず組み込まれることを保証するものではございません。
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