インテル「SSD 520」シリーズ
240GBモデル:SSDSC2CW240A3K5
インテル「SSD 520」シリーズは、前モデル「SSD 510」からコントローラーチップなどを変更した後継製品。SSD 510同様に、SSDの定番として幅広い人気を獲得している。SATA3.0に対応し、厚さは全モデルとも7mm。同社のNANDフラッシュメモリー「29F16B08CCME2」(25nmプロセス)を搭載し、コントローラーチップにはSandForce「SF-2281」を採用している。
製品ラインナップは60GB/120GB/180GB/240GB/480GBの5種類。今回紹介しているほかの256GB製品とは容量が異なるが、240GBモデルを同一クラスとして取り扱う。SSD 520シリーズの主な仕様は以下のとおり。
インテル SSD 520シリーズ スペック表 | |||
---|---|---|---|
型番 | SSDSC2CW060A3K5 | SSDSC2CW120A3K5 | SSDSC2CW180A3K5 |
容量 | 60GB | 120GB | 180GB |
最大読み込み速度 | 550MB/秒 | ||
最大書き込み速度 | 475MB/秒 | 500MB/秒 | 520MB/秒 |
4Kランダムリード | 1万5000IOPS | 2万5000IOPS | 5万IOPS |
4Kランダムライト | 2万3000IOPS | 4万IOPS | 6万IOPS |
インターフェイス | SATA3.0(6Gbps) | ||
実売価格 | 1万円前後 | 1万6000円前後 | 2万4000円前後 |
型番 | SSDSC2CW240A3K5 | SSDSC2CW480A3K5 |
---|---|---|
容量 | 240GB | 480GB |
最大読み込み速度 | 550MB/秒 | |
最大書き込み速度 | 520MB/秒 | |
4Kランダムリード | 5万IOPS | |
4Kランダムライト | 6万IOPS | 4万2000IOPS |
インターフェイス | SATA3.0(6Gbps) | |
実売価格 | 2万9000円前後 | 7万円前後 |
登場時期がやや早かったため、公称スペックでは他製品に比べると、ランダムリード/ライトがやや弱い傾向にある。240GBモデル「SSDSC2CW240A3K5」は、2012年4月中旬時点で2万9000円前後で販売されている。ほかの製品よりも若干低めの価格となっているのも魅力だ。
なお4月13日には、同社のSSD 300系列新製品である、「SSD 330」シリーズも発売されている(関連記事)。発売時点では60GB/120GB/180GBの3ラインナップとなっているため、今回の製品比較からは外している。
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いずれの製品も、公称スペック的には実力伯仲で価格も同等。では実際に高速なSSDはどれか? 次回はそれぞれの実力を判定するベンチマークテストを行なってみる。
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