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“使えるスマホ”を叶えるアイテム研究所 ― 第18回

ノートPCのキーボードでスマホに文字入力できる「デジ操゛Air」

2012年04月23日 12時00分更新

文● 行正和義

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 スマートフォン1つさえあれば、たいていのことをこなせるのは確かだが、やはりテキストを入力するときはキーボードがほしいところ。

 「フリック入力に慣れてきたから外付けキーボードなんてなくても大丈夫」などと主張する人でもほぼ間違いなく「ちょっとしたメール程度なら」なんて続くのだから推して知るべし。

 Bluetoothキーボードといっても、それこそデスクトップPCの外付けキーボードと変わらないサイズのものから携帯用のコンパクト型、折り畳み式までさまざまなものが市販されているが、小さくてもスマホのためだけにキーボードを持って歩くのはイヤ、という人も多いはず。

「デジ操゛Air」の本体はやや平たい形状。丸みを帯びたデザインに加え、端子以外がすべて樹脂素材なのでノートやスマホなどと一緒にポーチなどに入れておいても液晶面が傷つくことはあまりなさそう。ストラップ穴があるのも紛失しにくくていい 「デジ操゛Air」の本体はやや平たい形状。丸みを帯びたデザインに加え、端子以外がすべて樹脂素材なのでノートやスマホなどと一緒にポーチなどに入れておいても液晶面が傷つくことはあまりなさそう。ストラップ穴があるのも紛失しにくくていい

 今回紹介するプリンストンテクノロジーの「デジ操゛ (デジゾウ)Air」は、PCに接続(もしくは搭載)されているキーボードをスマホの入力デバイス(HID)として使うというシロモノ。普段スマホとともにノートPCを持ち歩いている人なら、スマホ用のキーボードを持ち歩かなくてもPCのキーボードで代用できるという画期的なデバイスである。

PCに差してソフトを起動してペアリングするだけ

PCのUSBポートに差してペアリング。一見すると白い樹脂の本体だが、ペアリング探索中やペアリング中は青色LEDが点滅/点灯する PCのUSBポートに差してペアリング。一見すると白い樹脂の本体だが、ペアリング探索中やペアリング中は青色LEDが点滅/点灯する

 デジ操゛ Airの本体は要するにUSB-Bluetoothアダプターなのだが、USBストレージも兼ねていてそこには接続用のPCソフト「Digizo Air」が入っている。これを起動すれば特にドライバーなどを別途インストールしなくても利用できる。

デジ操゛AirのUSBストレージに入っているPC用接続ツール「Digizo Air」。Windows版とMacOS版がある。ペアリング動作はPINコード入力 デジ操゛AirのUSBストレージに入っているPC用接続ツール「Digizo Air」。Windows版(7/Vista/XP)とMacOS版(10.6/10.7)がある。ペアリング動作はPINコード入力

 使い方は簡単で、デジ操゛ AirをPCに接続してDigizo Airを起動し、PC側でペアリングを指定したのちスマホのBluetooth設定画面でペアリングを実行するだけだ。

Digizo Airの設定画面。PC側でSHIFT+↑を文書入力範囲指定などに多用する人にとっては切り替えキーの組み合わせを変えることができるのはありがたい Digizo Airの設定画面。PC側でSHIFT+↑を文書入力範囲指定などに多用する人にとっては切り替えキーの組み合わせを変えることができるのはありがたい

 Digizo Airが起動した状態(タスクトレイに格納可)でPCキーボードから[SHIFT]+[↑]を押すと入力先が切り替わり、キー入力がそのままスマホへ入力される。切り替えキーの組み合わせは任意のキーにアサインできるので、[SHIFT]+[矢印]の範囲指定を多用する人ならばPageUPなりHomeなりの使用頻度の低いキーに変更すればいいだろう。

文字をPCから入力中。マウス機能も設定しているので画面上にマウスポインタが表示されている 文章を入力するならば横位置のほうがノートPC風でいいだろう(もちろん好みの問題だが)
文字をPCから入力中。マウス機能も設定しているので画面上にマウスポインタが表示されている文章を入力するならば横位置のほうがノートPC風でいいだろう(もちろん好みの問題だが)
デフォルトはコンボ(iOSサポート)だが、マウスを使わない場合や逆にマウス操作だけをPC側で行なうことも可能だ デフォルトはコンボ(iOSサポート)だが、マウスを使わない場合や逆にマウス操作だけをPC側で行なうことも可能だ

 また、キーボードだけでなくマウス操作もPC側でできるようなっており、スマホ上にもポインターが現れてPC側(マウスやノートのスティックポインターなど)で操作が行なえる。

 なお、Bluetooth接続が可能でHIDキーボード/マウスに対応している製品であれば、スマホに限らずタブレットPCでもWindows PCもMacintoshでも操作可能だ。パッケージはタブレットPC用(型番PSC-RT)、iPhone/スマホ用(PSC-RS)、PC用(PSC-RP)の3種類が用意されているが製品の中身はすべて同一で、どれか1つあればスマホでもノートPCでも利用可能だ(もちろんBluetoothの接続は1対1なので一度に利用できるのは1組だけだが)。

 PCとスマホだけでなく、デスクトップPCとノートPC、WindowsとMacなど、いくつかの機器を使い分けている人だとさらに活用の幅が広がるだろう。

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