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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第245回

這いつくばった感満点!「NEX-5N」で地面スレスレ猫撮影

2012年04月06日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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駐車場で見つけた猫2匹

 この界隈はさすがに猫がふらふらと歩いているわけで、でも何気に人通りが多いところは避けて、駐車場あたりでくつろいでいる。

 猫って駐車場が好きだよね。逆に、そこを使っている人からすれば、いつかひいちゃいそうでヒヤヒヤものだそうです。クルマを出す前に下に猫がいないかチェックするとか、すごい話ではボンネットの中から猫の鳴き声がしたこともあったそうな。

 そんなわけでベンツ前の猫。

シルバーのベンツと猫。ちょうど正面に座ってくれたので、あとはいい感じにナンバープレートが隠れるアングルで下から撮るべし(2012年3月 ソニー NEX-5N)

シルバーのベンツと猫。ちょうど正面に座ってくれたので、あとはいい感じにナンバープレートが隠れるアングルで下から撮るべし(2012年3月 ソニー NEX-5N)

 実はこれ、車のナンバーが写らないアングルまでカメラをギリギリまで下げて、ローアングルで撮ってます。やっぱ公開する写真に他人の車のナンバーはまずい。でもそのおかげで迫力ある車&猫写真になったのでよし。

 このベンツの脇では白猫が2匹。たぶん兄弟でしょう。

 2匹がぴったりくっついていたので、これはいいタイミング、と思ってカメラを構えたら、1匹がそそくさとこちらへ、もう1匹はあっちへ行っちゃったので(1匹は人なつこくて1匹は警戒心が強いらしい)、こんな離ればなれの写真に。

こっちへやってくる猫とあっちを向いてプイッとしてる猫。兄弟でも行動は真逆。こういうときはタッチフォーカスで(2012年3月 ソニー NEX-5N)

こっちへやってくる猫とあっちを向いてプイッとしてる猫。兄弟でも行動は真逆。こういうときはタッチフォーカスで(2012年3月 ソニー NEX-5N)

 まだ若い黒猫は警戒心がとても強くて決して近づかせてくれない。近くをうろうろしてるので呼んでみたら、ぴょんと塀に登っちゃったのである。

ちょっとこわがりだった黒猫。古いおうちのコンクリートの門柱に飛び乗って警戒モード(2012年3月 ソニー NEX-5N)

ちょっとこわがりだった黒猫。古いおうちのコンクリートの門柱に飛び乗って警戒モード(2012年3月 ソニー NEX-5N)

 ああ残念。でも深追いはしません。

 最後は撫でさせてもくれる人なつこいサビ猫を。人通りも気にせず、アスファルトの上でくつろいでいたので、こっちもじりじりと近寄っていったら、薄目をあけてジロリ。

 まあまあ、わたしのことなんて気にせずおくつろぎください。

一番人なつこいサビ猫。人が近寄ってもぴくりともしません。ちらっと見て、こいつは危害を加えそうにないなと思ったら、またぐーすか。近くで撮るときは目にピントを合わせるのが基本(2012年3月 ソニー NEX-5N)

一番人なつこいサビ猫。人が近寄ってもぴくりともしません。ちらっと見て、こいつは危害を加えそうにないなと思ったら、またぐーすか。近くで撮るときは目にピントを合わせるのが基本(2012年3月 ソニー NEX-5N)

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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