無線LANによる音声通話の環境も整えておこう
災害時で3Gの回線がパンクしたとても、無線LANの利用環境が残っている可能性もある。通話は可能かもしれない。となると、定番アプリではあるが「Skype」の出番だ。
Skype 2.7.0.907
作者:Skype
価格:無料
家族でIDを作っておき日ごろから連絡をとるようにしていれば、緊急時でも迷うことなく使えるだろう。もちろん普段から通話代が多い人にとっては通話代の節約にもなる。
ただし、肝心の無線LANが利用できる場所が見つからないと話にならない。公衆無線LANスポットは、各キャリアなどがWeb上で検索ができるようになっているが、ケータイの圏外にいたり、通信が混雑しているときに調べることはできない。そこでアクセスポイントを探せるアプリが必要になってくる。
公衆無線LANアクセスポイント AccessPointMap 2.2.0
作者:FLEET Co.,Ltd.
価格:無料
公衆無線LANスポットの検索に便利なアプリとして、FLEET Co.,Ltd.の「公衆無線LANアクセスポイント AccessPointMap」がある。Mopera/Yahoo/フリースポット/フレッツスポットの4つのアクセスポイントを検索する(初期設定はMoperaになっている)。
通信圏内であればGoogleマップ上に位置が表示されるが、圏外でもスポット名と住所が地域別に表示されてリストになっているので、ある程度は近くに公衆無線LANスポットがあるのか参考になるはずだ。ほかにも公衆無線LANのアクセスポイントを検索できるアプリはあるので、圏外での使い勝手を試してみるといいだろう。
肝心なのはいざというとき使えるかどうか
あらかじめアプリをチェックしておこう
災害に限らず、私たちは普段からたくさん人のいる場所では、通信がつながりにくくなったり、地下鉄やトンネル、家の中でも奥の部屋では通信ができない、といったことを経験していると思う。いくら携帯各社が対策を施しているとはいえ、いざというときに必ずつながるとは限らない。
特にアプリは、通信ができないときや圏外では使えないというアプリも少なくない。それがダメというのではなく、アプリはいくつもインストールしていいのだから、機能はたとえ少なくとも、データ通信が使えない環境でも使えるアプリも入れておきたい。なかでも、地図や応急処置系のアプリは端末に入れておけば安心だ。登山などのアウトドアや普段の生活でも役立つ場面はいくらでも考えられる。
この連載の記事
-
第49回
スマホ
スマホとケータイ、どっちを選ぶ? あらためて比較した -
第48回
スマホ
絶対使うスマホのロック画面を、操作性や機能で徹底比較 -
第47回
スマホ
スマホでも通話は重要! 音声が聞こえやすい端末はどれ? -
第46回
スマホ
スマホでは影が薄いキャリア公式サービス 実際は使える? -
第45回
スマホ
Google DriveをAndroidでどこまで便利に使えるかテストした -
第44回
スマホ
スマホをより活用できるウェブアプリをまとめて紹介! -
第43回
スマホ
Androidスマホでダイエットは可能? 13本のアプリをテスト -
第42回
スマホ
スマホと何かの理想の2台持ちを考えてみた -
第41回
スマホ
Siriを始め、スマホで使える9種類の音声入力を徹底比較! -
第40回
スマホ
スマホ用タッチペンはどれくらい使える? 6製品を集めた -
第39回
スマホ
公衆無線LANは本当に速い? ケータイ3社のサービスを試した - この連載の一覧へ