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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第35回

圏外でも使えることが重要! 災害対策アプリを集めた

2012年03月26日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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無線LANによる音声通話の環境も整えておこう

 災害時で3Gの回線がパンクしたとても、無線LANの利用環境が残っている可能性もある。通話は可能かもしれない。となると、定番アプリではあるが「Skype」の出番だ。

Skype 2.7.0.907

作者:Skype
価格:無料


 家族でIDを作っておき日ごろから連絡をとるようにしていれば、緊急時でも迷うことなく使えるだろう。もちろん普段から通話代が多い人にとっては通話代の節約にもなる。

 ただし、肝心の無線LANが利用できる場所が見つからないと話にならない。公衆無線LANスポットは、各キャリアなどがWeb上で検索ができるようになっているが、ケータイの圏外にいたり、通信が混雑しているときに調べることはできない。そこでアクセスポイントを探せるアプリが必要になってくる。

公衆無線LANアクセスポイント AccessPointMap 2.2.0

作者:FLEET Co.,Ltd.
価格:無料


 公衆無線LANスポットの検索に便利なアプリとして、FLEET Co.,Ltd.の「公衆無線LANアクセスポイント AccessPointMap」がある。Mopera/Yahoo/フリースポット/フレッツスポットの4つのアクセスポイントを検索する(初期設定はMoperaになっている)。

 通信圏内であればGoogleマップ上に位置が表示されるが、圏外でもスポット名と住所が地域別に表示されてリストになっているので、ある程度は近くに公衆無線LANスポットがあるのか参考になるはずだ。ほかにも公衆無線LANのアクセスポイントを検索できるアプリはあるので、圏外での使い勝手を試してみるといいだろう。

公衆無線LANアクセスポイント AccessPointMap


肝心なのはいざというとき使えるかどうか
あらかじめアプリをチェックしておこう

 災害に限らず、私たちは普段からたくさん人のいる場所では、通信がつながりにくくなったり、地下鉄やトンネル、家の中でも奥の部屋では通信ができない、といったことを経験していると思う。いくら携帯各社が対策を施しているとはいえ、いざというときに必ずつながるとは限らない。

 特にアプリは、通信ができないときや圏外では使えないというアプリも少なくない。それがダメというのではなく、アプリはいくつもインストールしていいのだから、機能はたとえ少なくとも、データ通信が使えない環境でも使えるアプリも入れておきたい。なかでも、地図や応急処置系のアプリは端末に入れておけば安心だ。登山などのアウトドアや普段の生活でも役立つ場面はいくらでも考えられる。

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