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CoolerMaster「COSMOS II」

クーラーマスター製フルタワーケース「COSMOS II」が展示開始

2012年02月29日 22時41分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 クーラーマスター製の人気フルタワーケース「COSMOS」の後継モデル「COSMOS II」のサンプルがフェイス秋葉原本店に入荷。同店で展示が始まっている。

クーラーマスター製の人気フルタワーケース「COSMOS」の後継モデル「COSMOS II」。COSMOSの特徴である四隅の取っ手は健在だ

 対応フォームファクターは、Extended ATX、XL-ATX、ATX、micro ATX、SSI EEB、SSI CEB。フロントカバーを下にスライドさせると5インチベイ×3とリムーバブル3.5インチHDDベイ×2が姿を現す。

フロントカバーを下にスライドさせるとドライブベイが姿を現す。リムーバブルベイはSATA3.0対応だ

前面上部をスライドさせると電源スイッチとファンコンが現れる。アクセスポートにはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA×1、音声入出力を用意している

 ユニークなのはサイドパネルの開け方。サイドパネルを外すのではなく、外開きのドアのように開くことで内部空間にアクセスする。わざわざ重いパネルを外す必要がないのは便利だ。サイドパネルは蝶番に引っ掛かっているだけなので、簡単に取り外すことも可能だ。

サイドパネルを“外す”のではなく、扉のように開くことで内部空間にアクセスする

サイドパネルは簡単に外せるようにもなっている

 ケース内部は、マザーボードを設置する上部と電源を設置する下部を間仕切りで分離したデュアルチャンバー方式を採用する。これはAntecの人気ケースP180/P190シリーズでも採用されていたシステムだ。上部は前面吸気の背面/上面排気、下部は左側面吸気の右背面排気のエアフローとなる。
 塔載ファンは、前面に200mm×1、背面に140mm×1、上面に120mm×1、左側面に120mm×2を標準装備。ユーザーがファンを増設することで最大10基のファンを搭載できる。

マザーボードを設置する上部と電源を設置する下部を間仕切りで分離したデュアルチャンバー方式を採用

サイドファンの内側には6つの3.5インチシャドウベイが隠れている

 CPUクーラーの高さは190mmまで、ビデオカードの長さは385mmまで搭載可能。4way SLIとCrossFireXにも対応している。
 ベイ数は、5インチ×3、3.5インチシャドウ(2.5インチシャドウ兼用)×11、3.5インチリムーバブル×2。背面の拡張スロットは11基(うち1基は縦に配置されている)。本体サイズは344(W)×664(D)×704(H)mmで、重量は21.5kg。

背面に140mmファン、上面に120mmファンを標準装備。ファンは最大で10基搭載可能だ

背面の拡張スロットは11基(うち1基は縦に配置されている)

 展示しているフェイス秋葉原本店によると3月9日発売予定で、予価は3万9800円。ただし外箱がかなり大きく重量もあるため、発送に関してはショップと相談が必要だ(持って帰るには台車が必要になるうえ、宅配便で送る場合は送料だけで約3000~4000円かかるかもしれないとのこと)。

写真のように、外箱は台車が隠れるくらいの大きさ。外箱を含む総重量は約26kgで、ショップから手持ちで運ぶのは至難の業

【取材協力】

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