国内メーカー初のAndroid 4.0端末はソフトバンク「AQUOS PHONE 104SH」
国産Android 4.0スマホがもう出る! 「104SH」2月下旬発売
2012年02月09日 15時30分更新
気持ちよさを徹底的に追求
“国産スマホ”のイメージは完全に突破
今回の予約開始のリリースに合わせて、シャープによりメディア向けの説明会が開催された。
まずは、Googleによるリードデバイス(今回の場合は「GALAXY NEXUS」)のリリースから、3ヵ月で発売にこぎつけた開発スピードをアピール。今回はリリース時期を優先したために非搭載のFeliCaなどについては、もちろん今後の端末での予定はあるとのこと。また、国内のスマートフォンユーザー向けに一定数存在する最新鋭端末を求める層に対して、訴求するのに十分な性能を104SHが持っているとする。
すでに発売バージョンに近いというテスト機は完成度が高く、動きは極めてスムーズ。ブラウザー操作時などの動きの滑らかさは、先進的なユーザーが端末を選ぶ際の重要なポイントになっていることを意識して開発したという。
そのスムーズさのもとになっているのが「ダイレクトトラッキング技術」と名付けられた技術で、指と画面の動きを数値化して、ユーザーがスムーズと感じる曲線を徹底追求したとのこと。というのも指の動きに対して、画面があまりに速く反応すると、レスポンスは良くても、画面がピクピク動くような気持ち悪さにつながる。この部分をしっかり調整するのとともに、縮小拡大時の描写の滑らかにもこだわりがある。
国内ユーザー向け機能は一部省略されたといえ、ペールビューや簡易留守電など必要とされる機能はしっかり用意されており、バッテリーの消費を抑える「エコ技」もこれまでのAQUOS PHOHE同様に搭載されている。これまでの“国産スマホ”のイメージを覆す、最新鋭のAndroidスマートフォンとして魅力的な一台だろう。
なお、2月10日の予約開始に合わせて、キャンペーンサイト(http://adto.jp/104sh-cp/)で購入宣言を行なったユーザーに、モバイルバッテリーをプレゼントする「SoftBank 104SH購入宣言キャンペーン」を展開するほか、東名阪の一部大手量販店でデモ機が触れるブースを用意する予定。実際に触ってその先進性を判断してほしい。