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国内メーカー初のAndroid 4.0端末はソフトバンク「AQUOS PHONE 104SH」

国産Android 4.0スマホがもう出る! 「104SH」2月下旬発売

2012年02月09日 15時30分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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 ソフトバンクモバイルは、昨年9月の冬春モデル発表会で2012年春リリースとして予告していた(関連記事)、シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SoftBank 104SH」を2月下旬以降に発売する。それに先駆けて、2月10日から予約受付を開始する。

9月の時点では予告だけだった、Android 4.0端末が早くも2月下旬に発売されることになった

おサイフはないが、文句なしのハイスペック
最新鋭のAndroid 4.0スマートフォン

 発表時点では“次期プラットフォーム”という謎(?)の表現だったが、これはもちろん「Android 4.0」のことだった。Android 4.0端末はリファレンスモデル的な位置づけで、ドコモから「GALAXY NEXUS SC-04D」がすでに発売されているが、国内ではそれに続く2番目の製品となる。

 AQUOS PHONE 104SHは、Android 4.0端末としてのリリース時期を優先したため、FeliCa/ワンセグ/赤外線通信といった各機能は搭載しないが、4.5型HD液晶(720×1280ドット)を搭載。CPUはGALAXY NEXUSと同じTi製デュアルコア「OMAP4460」の1.5GHz。バッテリー容量は1520mAh。そして最薄部8.9mmの薄型ボディーながら、防水・防塵に対応するなど、国内メーカー製ハイエンド端末らしい高いスペックを持つ一台である。

4.5型の画面サイズとは思えない本体サイズを実現しているのが超狭額のデザインだ

キー類はGALAXY NEXUSと異なり、これまでのAndroid端末同様の並びで、ディスプレーに表示されるわけでもない。現時点でのユーザーの利便性を考えた結果とのこと。カメラは裏面照射型CMOSで約1210万画素

カラバリは2色で9月のプレリリース時と異なり、RISING SUN/DEEP OCEANという名称がついた

カラバリは2色で9月のプレリリース時と異なり、RISING SUNは側面にオレンジで、背面は薄いラメ入りの紺色。DEEP OCEANはもう少し大人しめのカラーだ

バッテリーは1520mAhとハイエンド端末としては標準的。イヤフォン端子はむき出しで防水・防塵対応

 通信機能でもソフトバンクが新たにネットワークを構築している1.5GHz帯が利用可能。下りの最大通信速度はHSPA+技術により下り最大21Mbpsで、「ULTRA SPEED」対応であるとしている。この1.5GHz帯はまだiPhoneなどが対応していないこともあり、まだ比較的余裕があると思われ、3Gでも非常に快適にインターネットの利用が可能だ。

ソフトバンクでは、「ULTRA SPEED」対応の高速通信と「Android 4.0」搭載の最新鋭端末という2点でアピールしていくようだ

従来のAndroidと比較的似た独自のUIを搭載。アプリの「履歴」はホームキーの長押しでも可能。ここに表示される「すべて消去」のボタンを独自の追加だ。ロック画面からはGALAXY NEXUSでも利用できるカメラ機能のほか、電話やメールにも直接アクセス可能


「AQUOS PHONE SoftBank 104SH」の主要スペック
メーカー シャープ
ディスプレー 4.5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約65×129×9.0mm(最薄部8.9mm)
重量 約126g
CPU Ti OMAP4460 1.5GHz(デュアルコア)
OS Android 4.0
1.5GHz帯対応
最大通信速度
(下り/上り)
21Mbps/5.7Mbps
カメラ画素数 リア:約1210万画素CMOS/イン:約30万画素
バッテリー容量 1520mAh
FeliCa ×
ワンセグ ×
赤外線 ×
防水 ○(防塵対応)
連続待受時間 約420時間
連続通話時間 約500分
カラバリ RISING SUN/DEEP OCEAN
発売時期 2月下旬以降

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