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ノキア、初のWindows Phone端末を発表 発売は欧州で11月に

2011年10月26日 20時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ノキアはロンドンで開催しているイベント「Nokia World」において、同社初となるWindows Phone端末「Nokia Lumia 800」「Nokia Lumia 710」の2機種を発表した。

上位モデルの「Nokia Lumia 800」。年内はまずヨーロッパでリリース

 上位モデルの「Nokia Lumia 800」は、3.7型の有機ELディスプレー(480×800ドット)と、1.4GHzで動作するクアルコム製の「Snapdragon MSM8255」を搭載する。「head-turning design」と名づけられたデザインは、側面から見ると若干湾曲しているもので、6月に発表されたMeeGo搭載の「Nokia N9」と似通っている。

 本体サイズは61.2×116.5×12.1mmで、重量は142g。カメラは800万画素。バッテリ容量は1450mAhである。11月にまずはフランス/ドイツ/イタリア/オランダ/スペイン/イギリスの6ヵ国で発売され、今年の年末か来年初頭に香港/インド/ロシア/シンガポール/台湾といった市場でのリリースが予定されている。価格は420ユーロ。

head-turning designと名づけられたデザインが特長

 一方、「Nokia Lumia 710」は3.7型液晶を搭載し、CPUは1.4GHzの「Snapdragon MSM8255」で同等。また、交換可能なバックカバーが特長の1つである。価格は270ユーロ。

カラーは前面が「black」「white」の2色。背面は「black」「white」「cyan」「fuchsia」「yellow」の5色

 本体サイズは62.4×119×12.5mmで、重量は126g。カメラは500万画素。バッテリ容量は1300mAh。ストレージ容量もNokia Lumia 800の16GBに対して、8GBとなる。なお、Windows Phone 7端末では、micro SDカードなどによるストレージの追加は不可能だ。こちらは香港/インド/ロシア/シンガポール/台湾で年末の発売を予定。

これはfuchsiaと呼ばれるカラー。植物のフクシアから名づけられたカラーとのこと

 Nokiaではアメリカと中国での端末リリースも計画しており、それぞれ2012年初頭と2012年前半になる予定。また各国の市場の要求にあわせて、現在発表しているNokia Lumia 800/710で利用可能なW-CDMA/HSDPAのみならず、CDMAやLTEに対応した製品も計画に含まれている。


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