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SSD編
2011年度上半期に、とにかく新製品ラッシュに沸いたのがSSDだ。昨年の主役Intelから、同社初となるSATA3.0対応SSD「Intel SSD 510」シリーズが3月にリリースされたものの、上半期の主役の座はMicron製SSDのリテールパッケージ版「Crucial m4 SSD」と、その他多数のメーカーから登場したSandForce製「SF-2281」コントローラーチップ採用モデルにあけ渡した。
夏場は高速タイプを中心に売れていたSandForceモデルだが、9月末時点の状況は先日新ファームウェアを公開した「Crucial m4 SSD」が一歩リードといったところ。SSD導入を検討するユーザーは多いに悩むところだろう。
Crucial m4「CT128M4SSD2」(実売価格約1万5000円)
4月のデビューで一躍人気となった後、夏場は一休みといったところだったが、ここにきて新ファームウェアを公開。再び人気に火がついた。ショップ間の激しい値下げ競争の対象となりがちなモデルという点も人気を後押ししており、週末ともなると特価製品として通常より安く手に入れることも可能である。
Vertex 3 Max IOPS「VTX3MI-25SAT3-120G」(実売価格約2万2000円)
HyperX SSD「SH100S3/120G」(実売価格約1万9000円)
ピックアップニュース
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CPUクーラー編
2011年上半期は比較的、新製品のニュースが乏しかったCPUクーラー編において、ひときわ目立っていたのがオールインワン水冷CPUクーラーだ。なかでも積極展開をみせたのが、いまやオールインワン水冷クーラーを代表するブランドとなったCorsairで、5月以降は立て続けに3モデルをリリース。夏の風物詩がごとく、他社からも安価なオールインワンタイプの水冷クーラーが数多く発売された。「セカンドPCは水冷仕様」という時代も今や普通かもしれない。
Corsair「CWCH100」(実売価格約1万5000円)
オススメとして取り上げるのはCorsair製のオールインワン水冷CPUクーラー「CWCH100」だ。ベースとなる「CWCH80」のラジエーターを大型化したモデルで、アキバでは発売後は完売続出でなかなか手に入らなかった。ただし、ラジエーターが巨大なため取り付け可能なPCケースを選ぶので、個人的にはクセのないシングルファンモデルのCWCH80(実売価格約1万2000円)もオススメに挙げたい製品だ。
Corsair「CWCH80」(実売価格約1万2000円)
インテルの次世代CPU“Sandy Bridge-E”で採用予定とされる「LGA 2011」ソケットへの対応もうたう水冷CPUクーラーCWCH80。CWCH100と重複するが、こちらは搭載ケースをあまり選ばない(背面120mmファン搭載スペースがあればよい)という点がポイント。
CoolerMaster「Hyper 612」(実売価格約6000円)
9月に発売となったばかりのクーラーマスター製サイドフロー型CPUクーラーの新モデル「Hyper 612」。大型の本格派クーラーで、リファレンスクーラーと交換して使うのならこの程度(約6000円)の製品は選択したいところだ。
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