編集部のオススメパーツ
電源編
80PLUS GOLD認証電源もいまや普通に発売されるようになった2011年上半期。そのうえで“ファンレス”であったり“価格が安い”などの付加価値のある製品が人気となっている。80PLUSは変換効率の指標であり、もちろん80PLUS GOLD=高品質なわけではない点には配慮が必要だが、購入の際のひとつの目安になることは確か。
以下に挙げる製品のように必ずしも新製品ではなく、息の長いモデルに狙いを定めるのも、こと電源というカテゴリーの製品においてはアリだろう。電源は「パーツ構成の中でも一番の重要パーツ」と位置付けるショップ関係者がほとんどだ。編集部も格安電源の類はあまりオススメできない。
Enhance「POWER KINGDOM」シリーズ「EPS-1610(P)」
(実売価格約1万8000円)
80PLUS GOLD認証ながら、比較的低価格なEnhance「POWER KINGDOM」シリーズ。1000Wモデルでも2万円を切った価格設定は、ハイエンドビデオカードを使うユーザーなどには嬉しいところ。
Seasonic「Xseries」シリーズ「SS-760KM」(実売価格約2万円)
人気ブランドSeasonicの「Xseries」シリーズは、昨年登場の製品ながら根強い人気。加熱保護回路「OTP」を搭載し、560W~850Wまでの4モデルをラインナップする。ちなみに同社からは80PLUS GOLD認証のファンレス電源が6月に発売となっている。
SilverStone「SST-ST75F-G」(実売価格約1万円)
9月第4週になって大幅値下げを確認した80PLUS GOLD認証電源の格安モデル。容量750Wで1万円割れとなっている。同社の80PLUS SILVER認証電源も、その価格の安さで市場を席巻したが、GOLDモデルもそれに続く格好となるだろう。
ピックアップニュース
編集部のオススメパーツ
PCケース編
なかなか個性的なモデルが数多く発売されたPCケース。人気製品のバリエーションモデルなどが多く、カラーリング変更版というケースも多く見られた。文字通り自作PCの顔となる部分だけに、ユーザーの好みも強く反映されるのがPCケース。ここは妥協などせずに、じっくりと検討すべきカテゴリーといえる。
Silverstone「SST-TJ08B-E」(実売価格約1万円)
マザーボードを逆さまに取り付ける倒立式レイアウトのmicro ATX対応PCケースということで注目したい。ここ最近はパワフルなmicro ATX対応マザーボードも増え、小型でハイエンドという一見矛盾したPCもなんなく自作可能となった。そんな際に選びたいのがSilverstone「SST-TJ08B-E」だ。価格1万円とは思えない高い完成度は、micro ATX対応PCケースの代表モデルに押したい1品である。
Thermaltake「Level10 GT Snow Edition」(実売価格約3万2000円)
真夏の8月に登場しながらもネーミングは涼しげな「Level10 GT Snow Edition」。ホワイモデルのPCケースが各社から発売されているが、同モデルも人気となっている。まだまだ多いとはいえないホワイトカラーのPCケースの中にあって、ハイエンドで一風変わったモデルとなるが、そこが支持されている理由かもしれない。
CoolerMaster「CM 690 II Plus」(実売価格約1万3000円~1万5000円)
やっぱり売れてるCoolerMasterのエース機「CM 690 II Plus」。今年2月に追加発売となったホワイトモデル「CM 690 II Plus White」と、NVIDIAコーポレートカラーをあしらった「CM 690 II Plus NVIDIA edition」の姉妹モデルを引っ提げ、未だに市場の人気者となっている。
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