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武井咲「存在感ある女優に」

NEC PC、新会社発足後初めての発表会

2011年09月12日 23時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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NECパーソナルコンピュータ執行役員常務の高塚栄氏と武井咲さん

 NECパーソナルコンピュータは12日、都内で発足後初めての新製品発表会を開催した。7月1日発足した同社は、NECレノボ・ジャパングループで主に個人向けPC製品を手掛けている。今回はNECブランドのPC製品としても久々の新製品発表会ということもあり、多くの報道陣が詰めかけた。Ustream配信も実施されている。

 新製品のコンセプトは“安心・簡単・快適”。既報のとおり、Windows 7搭載のスレートPC「LaVie Touch」など新機軸の製品も登場している(関連記事)。「使い方電話相談」の無償化など、7月の会見でアナウンスされていた内容に関しても言及された(関連記事)。

サポートの充実や機能の快適さの追求を目指していく

新機軸となるWindowsスレートPCを紹介する、コンシューマPC商品企画本部の栗山浩一本部長

 これ以外にもパソコンの活用が動画で分かる「パソコンのいろは」「動画ナビ」を拡充したり、NEC製パソコンの特徴であるSmartVisionの機能が強化され、録画データのNASへのダビング、Androidスマートフォンへの持ち出し機能、TVソフトの高速起動、高速ダビングなどがアピールされた。

 例えば、夏モデルVN770/ESと秋冬モデルVN770/FSとの比較で、ソフトの起動時間は約8秒→約4秒に高速化。ダイレクト録画したテレビドラマ(54分×3話分)をDVDのVR形式に変換する速度は合計110分から52分。それぞれ約半分の時間となっている。

 発表会に登壇したNECパーソナルコンピュータ執行役員常務の高塚栄氏は7月1日以降、すでに資材調達での協業は進めており、コストメリットが出始めているとコメントした。

CMのメイキング映像を交えたトークショーでは、愛犬の写真をデコレーションした作品を披露する一幕も

 またNECの個人向けPCとしては実に7年ぶりに、イメージキャラクターとして起用された武井 咲さんも会場に駆け付けた。武井さんは、2006年に「第11回全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞、マルチメディア賞をダブル受賞。発表会では、普段からブログの更新などでパソコンを活用していること、CMで紹介するLaVie Lが自分だけで使う最初のパソコンになったことなどを話した。

 武井さんはCM出演以外にも“NECの安心・簡単・快適プロジェクト”の広報担当として、米沢事業所の品質検査の取り組みをウェブで紹介するなど様々な活動をしていく予定だ。「パソコンは身近な存在。私も皆さんと一緒に身近で存在感ある存在になりたい」と抱負を語っていた。

 会見終了後の質疑応答では、タブレット端末がパソコンを侵食するという意見に関して高塚氏がコメントする一幕もあった。「閲覧中心のタブレットには(キーボードなどでテキストを打ち)情報を伝えるという点で、不足感ありというのが実感。だからタブレットがパソコンを侵食するという意見には違和感がある。パソコン・タブレット・スマートフォンを三位一体で使い分けて行くのがあるべき姿と感じている」と話した。

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