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REGZAブランドのテレパソも登場! 東芝が秋冬PCを発表

2011年09月05日 13時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 東芝は5日、dynabookシリーズのノート/デスクトップパソコンの2011年秋冬モデル新製品7シリーズを発表した。同社の液晶テレビブランド「REGZA」の名を冠するディスプレー一体型デスクトップの新製品などがラインナップされている。価格はいずれもオープンプライス。

 2011年秋冬モデルでは、夏モデルでモバイルノートに搭載されて好評を博した、Windows 7の高速起動機能「東芝高速スタート」を標準搭載した。またノートパソコンには、ピークシフト機能や長時間バッテリーを標準搭載するなど、省電力・電力ピークシフトに配慮した製品となっている。

dynabook REGZA PC
D731、D711

dynabook REGZA PC D731/T9DB(プレシャスブラック)

 従来機種では「dynabook Qosmio」の名で呼ばれていたディスプレー一体型デスクトップは、新たにREGZAブランドの名を冠した「dynabook REGZA PC」に名を改めた。さらに、従来機種まではディスプレーサイズが21.5型ワイドのみだったが、新たに23型ワイドの大型モデル「D731」シリーズが追加された。

 本体のカラーバリエーションは、23型が黒(型番末尾B)/赤(同R)/白(同W)の3色、21.5型は黒/白の2色となっている。

D731/T9DR(シャイニーレッド)

D731/T9DW(リュクスホワイト)

 新たにラインナップに加わった23型モデルは、省電力LEDバックライトの23型/1920×1080ドットディスプレーを搭載する。付属リモコンは液晶テレビのリモコンをベースに、パソコン向けのボタン(Windows Media Centerボタンなど)を装備した使いやすい新リモコンとなっている。

 ラインナップ最上位の「D731/T9D」は、特に多くの機能を搭載したモデルとなっている。CPUにはクアッドコアのCore i7-2670QM(2.20GHz)を搭載し、光学ドライブには最大128GBのBDXLディスクに対応する記録型BDドライブを内蔵する。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。

 テレビチューナーは地上/BS/110度CSデジタル放送の3波対応チューナーを2基内蔵するのに加えて、パソコンの電源がオフ状態でもすぐにテレビを見られる「今スグTV」機能用の地デジチューナーも1基内蔵している。そのほかにも、重低音の再生を強化するサブウーファーを内蔵。ソフトウェアでは、Adobe Photoshop Elements 9とPremiere Elements 9をプレインストールしている。

 23型モデルのその他の製品には、3波対応チューナー2基とBDドライブを内蔵するCore i5モデル「D731/T7D」と、地デジチューナー1基とDVDスーパーマルチドライブを内蔵するPentiumモデル「D731/T5D」がラインナップされている。

dynabook REGZA PC D711/T3D(プレシャスブラック)

 一方の21.5型モデルは、低価格のテレビ機能付き一体型「D711/T3D」1機種のみが登場した。CPUにはCeleron B800(1.50GHz)を内蔵し、テレビチューナーは地デジチューナー1基を内蔵。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載する。

 全機種ともに、OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。OfficeソフトはOffice Home and Business 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、D731/T9Dが22万円台半ば、T7Dが18万円台半ば、T5Dが15万円前後、D711/T3Dが12万円前後。発売時期は9月中旬の予定。

dynabook REGZA PCのラインナップ
製品名 ディスプレー CPU HDD BD/DVD テレビ
D731/T9D 23型 フルHD Core i7-2670QM 2.20GHz 2TB BD
(BDXL対応)
3波×2、地デジ×1
D731/T7D Core i5-2430M 2.40GHz BD 3波×2
D731/T5D Pentium B950 2.10GHz 1TB DVD 地デジ×1
D711/T3D 21.5型 フルHD Celeron B800 1.50GHz

dynabook R731

dynabook R731シリーズ。左が新色の「シャンパンゴールド」(光学ドライブ内蔵)。右は既存の「グラファイトブラック」(光学ドライブなし)

 13.3型ディスプレー搭載のモバイルノート「dynabook R731」は、CPUやメモリー搭載量の異なる4機種が発表された。シリーズでは初めて、「シャンパンゴールド」(型番末尾K)のボディーカラーを採用するカラーバリエーションモデルが用意されている。

 2011年夏モデルで導入された「東芝高速スタート」が、新製品ではさらに高速化され、最短で約10秒(SSD搭載モデル)で起動するようになった。CPUには引き続き、標準電圧版の高性能なCore iシリーズを採用するなど、性能面でも優れている。さらにバッテリー駆動時間は、SSD搭載モデルで最大約13時間、HDD搭載モデルでも約11時間と、非常に長時間の駆動が可能である。

 ラインナップは以下のとおり。CPUやストレージ、光学ドライブの有無などで細かい違いがある。OSは最上位機種の「R731/38D」のみ、Windows 7 Professional SP1の32bit/64bitセレクタブル(標準は32bit)、それ以外の3機種はWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を採用する。OfficeソフトはOffice Home and Business 2010をプレインストールしている。

 予想実売価格は、R731/38Dが20万円前後、37Dが17万円前後、36Dが15万円前後、16Dが12万円前後。発売時期は9月中旬の予定。

dynabook R731のラインナップ
製品名 CPU メモリー ストレージ DVD OS
R731/38D Core i7-2640M 2.80GHz 4GB SSD 128GB 搭載 Professional
R731/37D Core i5-2520M 2.50GHz HDD 750GB Home Premium
R731/36D Core i3-2330M 2.20GHz HDD 640GB
R731/16D 2GB HDD 320GB 非搭載

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