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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第201回

指を出すと“くんくん”する猫たち

2011年05月27日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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指先のにおいをそっと嗅ぐ人なつこい猫をそっとローアングルで撮影。城ヶ島にて(2010年8月 パナソニック GH1)
指先のにおいをそっと嗅ぐ人なつこい猫をそっとローアングルで撮影。城ヶ島にて(2010年8月 パナソニック GH1)

 猫を見つけると、まず足を止め、その場でしゃがんで(猫を驚かさないようにするため)、にこっと微笑んで(笑顔が猫に通じているかどうかは別にして)、おもむろに指を差し出してみる。そして指先を動かしてみる。

 そのとき、猫がこっちを気にしながら、いつでも逃げられる姿勢で緊張していたりすると「あ、怖がられているな」とわかる。リラックスしていたら、近寄らせてくれる。

 「やあ」と挨拶しながら近寄って行って、またしゃがみ、もう一度指を差し出してみる。

 すると、指に釣られてトコトコと近づいてくるヤツがいる。とてもうれしい瞬間だ(冒頭写真)。

 あまりに急に来られると撮影が間に合わないし、時には指先をすり抜けて後ろに行っちゃうヤツもいたりして、それはそれで撮れなくて困るわけだが、運良く広角レンズのカメラを持ってたりすると、こんな瞬間を撮れるのだ。

 まずは、とある民家の庭先に紐でつながれていた猫。

真っ黒な猫を広角で。広角で正面から撮ると身体が顔で隠れちゃう。それはそれで可愛い(2008年12月 パナソニック LUMIX DMC-FX37)真っ黒な猫を広角で。広角で正面から撮ると身体が顔で隠れちゃう。それはそれで可愛い(2008年12月 パナソニック LUMIX DMC-FX37)

 この家の前は何度も通っているのだが、猫がつながれていたのはこのときだけ。年末だったから、大掃除をしていたとか、模様替えをしていたとか、何かの理由で外に出されてたのだろう。

 とても毛並みのいい猫で、指を差し出したら、人なつこく“くんくん”してくれた。

 ふわふわのクロネコで、“くんくん”しながらこっちをじっと見ていた顔が印象的。

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