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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第200回

新参猫の複雑な“ニャン間”関係

2011年05月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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魅惑の猫スポットは暗いのが難点

 先日、そんな2匹の絡み合いがあったので、そのとき持っていたデジカメで思わず撮ったのがこれ。3枚連続でどうぞ。

下になっているのがパンちゃん。上で舐めているのがチロ。暗い上に動いていたのでISO 3200に上げて撮った(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

下になっているのがパンちゃん。上で舐めているのがチロ。暗い上に動いていたのでISO 3200に上げて撮った(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

肩に手をかけて「ほら、あっちの明るいところで遊ぼう」(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

肩に手をかけて「ほら、あっちの明るいところで遊ぼう」(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

「いや、やっぱりこっちがいいかな」てな感じ(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

「いや、やっぱりこっちがいいかな」てな感じ(2011年4月 ソニー Cyber-shot HX5V)

 こんな猫スポットの欠点は暗いこと。木々が鬱蒼と茂っているので、冬はちょっと太陽が傾いただけで日陰になるし、夏は葉が茂って日差しを遮ってしまう。

 撮影には向かない場所なんだけど、最近は容赦なくISO感度を上げて撮っている。多少ノイズが増えたり画質が落ちても、ブレまくるよりはいいや、って感じで、めいっぱい感度上げてます。

 まあ、昔からいる古参猫と、後からやって来た(好きでやって来たわけじゃないんだが)新参猫(チロやパンちゃんを含めて3匹いる)を見ていると、やっぱ仲がいいわけじゃないし、そんなものなのだ。

 ちなみに、古参と新参のすき間を埋める5~7歳くらいのオトナ猫たちは、みな事故や病気で死んじゃったり、里親に引き取られたりして今はいないのである。

 なんというか、複雑な人間関係である……いや、猫だからニャン間関係ということで(それが言いたかったらしい)。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントは@ogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei


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