Lenovo Ideaシリーズ大研究 第65回
ネットブックを超える性能のノートがお手頃価格で登場
14型液晶、Fusion APU採用の4万円ノート「Lenovo G475」
2011年05月18日 11時00分更新
マットブラックの落ち着いたデザイン
まずは、Lenovo G475(436022J)の外観を見てみよう。マットブラックのシンプルなトップカバーに、シルバーのロゴを配置しているスタイリングは、レノボの基本形ともいえるデザインだ。しかしよく見ると、トップカバー全面にライン状のエンボス加工が施されている。
本体サイズは、14型ディスプレー搭載モデルだけに幅340×奥行き231.8×高さ34.4〜17.2(最薄部)mmとそれなりの大きさで、重量は約2.2kg。バッグに放り込んで持ち歩くというほどのコンパクトさはないが、デスクに置ける普段使いのノートPCとしては最適だ。このサイズと重さなら、会議室や打ち合わせ用スペースに持ち込むのも苦にならない。
またそんなときに、本体をパッとつかんで持ち歩くことになっても、トップカバーのエンボス加工が簡単な滑り止めになってくれるはずだ。
ディスプレーを開いた内側のデザインは、マットな加工で落ち着いた印象だ。ブラックが基調であるためか、安っぽい印象はない。どちらかといえばビジネスPCといえるデザインだが、家庭に置いてあっても違和感はないだろう。
パームレスト部とキーボード周辺は、トップカバー同様エンボス加工が施されており、手のひらや指紋などによる汚れが目立ちにくい。特に、光沢加工の塗装面に付いた指紋が気になって常に拭いてしまうという方や、逆にキレイに保つのが面倒で、つい見苦しい状態にしてしまうというユーザーに扱いやすいデザインだ。
必須となる機能のみを配置したシンプルさ
キーボードはキーが独立したアイソレーションタイプを採用しており、キータッチは軽めだ。Enterキーの外側にHome/End/PgUp/PgDnなどの機能キーが縦に配置されているのは、好みが分かれるところだが、フルサイズのキーボードは扱いやすい。
タッチパッドはさらさらした感触で、指すべりがよい。クリックボタンは2つに分離したタイプで、しっかりとした手応えがあり、ちょうど良い感触だ。
キーボードの下部左側にマイクが設けられている。キーボード上部左側には電源ボタンとバックアップ/復旧用ツール「OneKey Rescue System」(関連記事)を起動するためのショートカットボタンが設けられている。他にボタン類はなく、非常にシンプルな構成だ。
スピーカーは本体手前の底面側に回り込んだ箇所に配置されている。ななめに切れ上がった隙間から音が出てくる感じだ。スピーカーのメッシュ部すら利用中には見えない状態で、見た目のシンプルさが際立つデザインだ。
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