「IdeaPad S100」はネットブック用として開発されているプロセッサー「Atom N455」を搭載している。このマシンがどの程度のことができるのかは気になるところだろう。レビューの第2回では、「IdeaPad S100」の実力について検証してみよう。
安価なネットブック向けAtomを搭載
インテル製CPUの中で、最もリーズナブルであり、低消費電力で携帯性が高いマシンに向いているとされているのがAtomシリーズだ。安価でコンパクトなノートPCであるネットブック向けの他に、ネットボックスと呼ばれる簡易デスクトップPC向けや、手の中にすっぽりと収まるようなサイズのUMPC、さらにはスマートフォンやタブレットPC向け、家電向けなどもラインアップされている。
型番がNで始まるAtomはネットブック向けの製品だ。その中でAtom N455は最も世代のなかでは、下位モデルということになる。シングルコアで、動作周波数は1.66GHz。グラフィックス機能は統合されておらず、DDR3メモリーに対応している。
対応できるメモリー容量が2GBまでとなっているが、「IdeaPad S100」は標準で1GBのメモリーを搭載している。より快適に使うならば2GBまで増し積みしたいところだが、メモリースロットは1本のみなので増量したいならば搭載されているメモリーと差し替える形になる。
この連載の記事
-
第88回
デジタル
「IdeaPad U260」のベンチマークで性能をチェック -
第87回
デジタル
「IdeaPad U260」標準付属のアプリケーション -
第86回
デジタル
IdeaPad U260のウリ! 英字キーボードのうち心地は? -
第85回
デジタル
18mmの薄さで決めたい、IdeaPad U260 -
第84回
デジタル
IdeaPad S100を快適に使うツボ -
第83回
デジタル
ネットブックの本領発揮! QuickStartを使いこなす -
第81回
デジタル
進化を続けていたネットブックIdeaPad S100 -
第80回
デジタル
H330付属の「i-フィルター」を試す -
第79回
デジタル
Lenovo H330のプレインストールソフトをチェック! -
第78回
デジタル
コンパクトでも性能十分な、Lenovo H330 - この連載の一覧へ