Lenovo Ideaシリーズ大研究 第70回
スペック詳細、ベンチマークで明らかに!
レノボCore i5ノート「IdeaPad Z570」の実力を探る!!
2011年05月19日 11時00分更新
「IdeaPad Z570」(10242HJ)レビュー第2回では、スペックの詳細やベンチマーク、またインターフェースについて触れておこう。その性能の高さ、扱いやすさが分かるはずだ。
使いやすく不自由さを感じさせない
「IdeaPad Z570」(10242HJ)の安定した高い性能
レノボの「IdeaPad Z570」には、搭載するプロセッサーによって2つのモデルが用意されている。1つがインテル Core i3-2310Mを搭載する「IdeaPad Z570」(10242FJ)で、もう1つがインテル Core i5-2410M搭載の「IdeaPad Z570」(10242HJ)だ。両モデルとも最新の第2世代 Core iシリーズを搭載しており、仕様の違いはプロセッサーのみとなっている。
IdeaPad Z570(10242HJ)が採用するインテル Core i5-2410Mは、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」の恩恵を受けつつ、手頃な価格でまとめようとした時に選択肢となるプロセッサーだ。最新3Dゲームや動画編集には向かないものの十分すぎる性能を備えており、リーズナブルな“2台目”ノートや、Microsoft Officeプリインストールモデルを購入したい場合の目安にしやすい。
またメモリーとして標準で4GB搭載しており、最大8GBまで拡張可能だ。プリインストールOSのWindows 7 Home Premium(64bit版)は8GBのメモリーを搭載しても問題なく対応でき、快適な環境を構築しやすい。HDD容量は750GBで、光学ドライブとしてBlu-ray Discドライブ(Blu-ray Disc書き込み対応)を搭載している。グラフィックス機能はプロセッサー統合型の「Intel HD Graphics 3000」だ。
ベンチマークソフトで快適さを確認する
まずは基本的なWindowsの快適さを示すものとして、「Windows エクスペリエンスインデックス」の結果を見てみよう。全体が「6」前後に集中しており、性能面におけるばらつきがあまり感じられない結果となった。また、「3DMark06」と「PCMark05」の成績もなかなか良い結果が出ている。
少なくとも、ウェブブラウジングや動画サイトの閲覧、DVD/BDコンテンツの鑑賞、「Microsoft Office Home & Business 2010」を使ったドキュメント作成など、一般的な用途で不自由さや動作の“ひっかかり”を感じることはまずないだろう。快適に使えることがそのまま数値に表われており、お墨付きを得たといったところだ。
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