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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第69回

第2世代Core i5-2410Mでパフォーマンスにも不安なし

BD搭載ながら、低価格なバランスノート「IdeaPad Z570」

2011年05月18日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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マルチメディア機能は追及したいが、あまり予算は掛けられない……。そんな人に最上の選択肢がIdeaPad Zシリーズ。最新機種「IdeaPad Z570」(10242HJ)は第2世代のCore i5プロセッサーのほか、Blu-ray Discドライブなども搭載している。15.6型ワイド液晶ディスプレー搭載で、デスクトップ代替機としての利用を意識した製品だ。

価格とスペックのバランスを追求した最新マルチメディアノート

 レノボのコンシューマー向けノートPCブランド「IdeaPad」の中で、マルチメディア機能の充実と価格のバランスを追求している製品群が「IdeaPad Z」シリーズだ。その最新機種「IdeaPad Z570」(10242HJ)も、第2世代インテル Core i5-2410Mを搭載しながら、実売価格が11万円前後(2011年4月現在)と手頃で入手しやすくなっている。

 また、CPU内蔵グラフィックス機能としては最上位にあたる「Intel HD Graphics 3000」を採用しており、音楽や動画ライブラリーを構築しやすい大容量750GB HDD、Blu-ray Discドライブ(Blu-ray Disc書き込み対応)とエンターテインメント向けの仕様も申し分ない。「Microsoft Office Home & Business 2010」がプリインストールされているため、SOHOや自宅で業務を行なう必要があるという方にも役立つだろう。

発売時期:2011年4月

第2世代Core i5を採用した
実売価格11万円前後の「IdeaPad Z」シリーズ最新モデル

 「IdeaPad」ブランドには、4つのシリーズが用意されている。ミニノート「IdeaPad S」シリーズ、軽量モバイル「IdeaPad U」シリーズという小型モデルと、15.6型液晶を搭載する「IdeaPad Y」シリーズと「IdeaPad Z」シリーズだ。

 このうち、IdeaPad YシリーズがハイスペックなエンターテインメントノートPCであるのに対して、IdeaPad Zシリーズはマルチメディア機能と価格のバランスをとったマシンという位置づけになっている。

 その時々の最上位プロセッサーを搭載したモデルや、タッチセンサーの採用などポイントが分かりやすいIdeaPad Yシリーズと比べると、IdeaPad Zシリーズは若干派手さに欠けまとまっている感がある。しかし実際には、多くのユーザーが求めている性能のバランスを備えているマシンなのだ。

 価格はオープンプライスだが、2011年4月現在の実売価格は11万円前後。この価格で最新プロセッサーとBlu-ray Discドライブを搭載したノートPCが手に入るというのは、大きなメリットだ。最高級の性能は必要としていないが、普段使っている時に処理がもたつくようでは困る。激安は求めていないが、あまり高額な予算はない。ごく一般的な、そんなユーザーの希望をかなえてくれるマシンが「IdeaPad Z570」(10242HJ)だ。

実売価格11万円台で最新プロセッサー+Blu-ray Discドライブが手に入る「IdeaPad Z570」

落ち着いたスモーキーグレーとブラックでまとめたデザイン

 本体のカラーはスモーキーグレーとなっているが、実際に見てみると多少赤みがかっているため、光のあたり方で薄い紫やピンクにも見える。派手な色ではないが、面白いカラーリングとなっている。

 トップカバーデザインはごくシンプルで、ヘアライン加工された金属風の質感になっている。アクセントは、グレー調の置かれているミラー加工のロゴだけだ。カバー開閉時に指がかかる辺りにだけ、色の濃いパーツがあしらわれている。

 ヒンジから底面はマットなブラックで、トップカバーを開いたディスプレーのベゼル部分も艶のあるブラックだ。光沢加工のグレアディスプレーとともに、華やかさを醸し出している。

 パームレスト部分やキーボードの周囲は、トップカバーと同じ質感だ。タッチパッドとクリックボタンも、ヘアライン加工はされていないものの同じカラーでまとまっている。キーボード奥に配置されたスピーカーや、キーの間に見える部分なども写真によっては違った色に見えるが、実物を見ると同じ色の濃淡程度しか差がないため、全体的に落ち着きのあるデザインとなっている。

トップカバーはシンプルなスモーキーグレー

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