任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ5番目のハード「ニンテンドー3DS」。世界初の裸眼3Dディスプレイ搭載の携帯ゲーム機ということで、発表直後からゲーマーたちの間で注目を集め、1月20日の予約受け付け開始の際は、1日を待たず予約数に達してしまうほどの人気を見せたハードだ。そんな注目ハードが2月26日についに発売を迎えた。
これまでも新ハードが発売されるたびに、家電量販店の店頭には新ハードをいち早く手にしたいコアゲーマーなどが販売開始を待つ列を作ってきたが、今回も冬の寒さに負けることなく、多くの人が前日の夜から列を作っていた。
秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkiba(以下、アキヨド)には、営業が終了となる25日22時の段階で10名弱の人が集まっており、0時の段階で約160名、JRの終電が過ぎた1時過ぎで約200名が並んでいた。
なお、この列は週末の恒例となっている「仮面ライダーオーズ」のオーメダル購入者も混ざっているため、純粋に“ニンテンドー3DS”の購入だけというわけではなかった。
深夜3時を回った時点で再度集計をとってみたものの、若干の増加はあったが大きな伸びを見せることなく始発列車の到着を迎えた。
始発電車が動き始める5時前後になると列は猛烈な伸びを見せ始め、列車が秋葉原駅に到着するたびに20~30人が列最後尾を目指して走ってくる姿が見られ、午前6時前には約600人が並んでいた。
その後、6時30分を回った頃に当日の一般販売分の整理券の配布が開始。整理券を手に入れた人は列に並んでいる必要はなく、当日の営業中に引き取りに来れば良く、多くの人が列を離れた。
ちなみに、先頭に並んだ男性は18時過ぎには秋葉原に到着し、アキヨドの営業終了時間となる22時から並び始めたとのことだ。
アキヨドで整理券の配布が始まった段階では、ソフマップなどのほかの店舗にはまだ目立った列はできておらず、店頭にいる人数も10人以下と極少数となっていた。
当初、アキヨドの予約引換開始時刻は8時30分とアナウンスされていが、急遽10分繰り上げて8時20分から引き換えが開始された。予約券を持っている人の整列入場ということもあり、大きな混乱もなく静かな販売開始となっていた。
この時間になると、秋葉原の各ショップの店頭にも列ができ始めており、ソフマップアミューズメント館の店頭に約20人、ラオックスアソビットシティの店頭に約15人、ヤマダ電機 LABI秋葉原パソコン館にも列ができていたが、こちらは取材NGとのことで人数の集計はできなかったが、目算で100人くらいが並んでいたように感じられた。
秋葉原での一般販売の状況だが、アキヨドとヤマダ電機 LABI秋葉原パソコン館は売り切れ、メッセサンオーとラオックスアソビットシティは予約引換のみとなっており、一般販売はなしの予定。ソフマップアミューズメント館と同本館の2店舗は、午前中の段階では予約引換のみとなっていたが、再入荷があれば一般販売を行なうとのことだ。
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