Lenovo Ideaシリーズ大研究 第39回
アプリランチャー、スクリーンロック、壁紙切り替えを利用可能
IdeaPad Y560(3)──「SlideNav」でより便利に
2010年12月23日 11時00分更新
最大3つまで利用できる仮想デスクトップ
SlideNav設定ウィンドウのメニューの最後には「体験版にアップグレード」があり、これを選択するとワークスペース機能が追加される。これは3つのデスクトップを使い分けることのできる、仮想デスクトップ機能だ。
体験版へのアップグレード時には再起動が必要だが、元に戻すことも簡単にできるので、ぜひ使ってみよう。アップグレードするとタスクバーにディスプレーのアイコンが3つ表示される。これをクリックすると仮想デスクトップが切り替えられる仕組みだ。
3つの仮想デスクトップにはそれぞれ「エンターテインメント」、「ゲーム」、「ビジネス」という名称が付けられている(名称は変更可能)。細部で使いやすい工夫が施されており、「エンターテイメント」の時だけデスクトップ上での右クリックメニューがバルーン表示となるオプションなどが用意されている。
また、マウスカーソルが変わるのも面白い。「エンターテイメント」では、DVD再生ソフトなどで使われていそうな丸みのある赤い三角マークのマウスカーソルになり、「ゲーム」ではゲーム内アイテムのような形になる。「ビジネス」ではマウスそのものの形だ。今自分がどこの仮想デスクトップにいるのかがすぐに分かるというわけだ。
仮想デスクトップの切り替えはタスクバーのアイコンをクリックするほかに、SlideNavで行なうことも可能だ。2本の指で同時に触れ、左右どちらかへスライドして離すと、アニメーションとともに隣のデスクトップへと切り替わる。コツは、2本指だとはっきり認識されるよう、ある程度指を開いて置くことだ。
また、Windowsの通常構成でデスクトップとなる「\\c\ユーザー\ユーザー名\デスクトップ」フォルダーを使っているのは、「エンターテイメント」であることを覚えておこう。残る2つの仮想デスクトップは、「\\c\ユーザー\ユーザー名」以下に作られる「Desktop1」と「Desktop2」フォルダーの中身を利用している。仮想デスクトップをまたいでファイル操作をしたい時には気を付けよう。
どうしても混乱してしまう場合は、デスクトップ上で右クリックメニューを開き、「表示」の「デスクトップアイコンの表示」を選択しておこう。すると、3つの仮想デスクトップで表示されるアイコンがそれぞれ違うため、把握しやすくなるはずだ。また、仮想デスクトップごとの役割を決め直し、自分が分かりやすい名称を設定しておくのも手だ。
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