このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

萌え☆彡OS VMプロジェクト リアルSide ― 第5回

ビシビシ!演技指導するわよっ!

今日のしれいちゃんは「萌え☆彡OS VM」の音響監督なのだ!

2010年12月04日 20時00分更新

文● 藤山しれい

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 全国1千万のロリコンお兄ちゃん! ロリコン・ホイホイのしれいちゃんだよ~♪ ひざまずいて足を舐めるんだよ。分かった?

 さて今日は、VMちゃんの声を当ててもらうため、上野にあるスタジオに来てるわ。部屋からは、建設中のスカイツリーも見えるけど、まだ工事半分ぐらいしか終わってないんじゃない? まぁ来年7月から電波飛ばすわけじゃないけど、今年のクリスマスツリーぐらいにはなりそうね。

VMちゃんの声優さんが
遂に明かされる!

 前回の「萌えOS(暫定版)」は、「暫定ちゃん(小見山 てい)はちびっ子だから、すごくキーが高いはず」というだけで、「おねがいティーチャー/ツインズ」の小さな宇宙人・まりえや、「あずまんが大王」のちよちゃん、そして「ケロロ軍曹」のラビィでおなじみの金田朋子さんにお願いしたのは知ってるよね。それはそれで、よかったんだけど、ファイル破損したmp3を再生したような超高周波まで含まれているし、宇宙人語の毒電波も混信してたみたいで、耳を壊したってヒトが続出したらしいわ。さすがは金朋姉さん、飛び道具なみの破壊力だよ!

 今回は、デスクトップアクセサリーとしてパソコンが起動中は24時間常駐するから、長く聞いても疲れない声優さんってのが第一条件。第二条件は人語をしゃべれるヒトってことでリサーチしてみたの。それがこの声優さんだよ。

VMちゃんと同じツインテールの声優さん
VMちゃんと同じツインテール。ファンのヒトは、髪の毛の分け目だけで分かっちゃうかな?

 まぁ~ファンが見たらこの写真一発で分かっちゃうけど、まずはブースの説明からね。そうそう簡単に、読者においしいエサを与えるしれいじゃないモン♪

 アニメのアフレコでは声優さんも多いので、大型プロジェクターのある広いスタジオで立ってやることが多いんだけど、ナレーションを録ったりするブースは意外に小さいの。そうねこのブースだと6畳ぐらいかな? 周りにある壁は防音パネルになっていて、ブースのドアを閉めると、耳がキーンってするぐらい静かになるわよ。閉所恐怖症のヒトは、声優になれないから早いうちにあきらめなさい。

 しれいの経験で言えば、スタジオのレンタル代はブースの防音設備で変わるわね。録音や編集の機材はそれほど変わらないんだけど、これから同人エロボイスを作ろう! な~んて思ってるお兄ちゃんは、スタジオを決める前に実際にブースに入ってみて、次のポイントを調べてみて。

  • エアコンの動作音が「コーーー!」って聞こえないか?
  • ブースの扉を閉めて、外の音が聞こえてこないか?
  • 扉を閉めた状態で手を叩いてみて、反響しないか?

 これポイントね。録った音は、よっぽど古いスタジオでもない限りWAVファイルでもらえるよ。セリフごとに切り出してもらったりすると後日渡しになるけど、1本のWAVファイルをもらうなら、USBメモリーにそのままコピーしてくれるのでとっても便利。希望によっては、切り出した音声をmp3形式に変換してくれるところもあるよ。

 声優さんの目の前にあるスライムは、調整室から録音開始を示す「キューランプ」っていうもの。これが点灯したらセリフを声に出してもらうっていうサインなの。ナレーションなんかを録る真面目(?)なスタジオだと、ただのランプだったりするけど、女の子の声優さんがよく来るスタジオなんかだと、スタジオが知恵を絞って超キュートなキューランプを自作して競い合ってるね。

 実はこのスタジオ、ドラマCDの収録もよくやってるので、女の子の声優さんに「可愛い♪」って言ってもらえるように、スライムのキューランプをエンジニアが自作したみたい。そんな時間があったら家に帰ればいいのに、なぜかレコーディングエンジニアって人たちは、スタジオに寝泊まりしているヒトが多いんだ。

可愛いVMちゃんの絵可愛いVMちゃんの絵
今回、絵素材が少ないから可愛いVMちゃんの絵を入れて、間を持たせてるの。絵と文は一切関係ないし、超開発中のものだから、製品版とは違うことがあるよ

 ブースは完全に防音されているから、調整室の声はまったく聞こえないの。逆に調整室では、常時マイクをモニターしているから、咳したり、鼻をすすったりしてる音も丸聞こえね。たまーに、口が乾いて下なめずりをしている「ペチョ、ピチャ」なんて音も漏れてくるから、女の子の私でもドキドキしちゃうよ。テヘッ♪

 調整室からブースに指示を出す場合は、ガラス越しにジェスチャーで知らせたり、トークバックスイッチというものを押すと調整室の音声をブースのスピーカーから流せるようになってるわ。セリフのイントネーションが違ったり、演技指導する場合は、このトークバックスイッチを押して音響監督がその指示を出すんだよ。

 逆に声優さんに聞かれたくない相談ごと――「東北なまり入ってない?」とか「この声優さん萌エロだね~♪」とか「事務所的にこのセリフ、読んでもらって大丈夫なの!?」な~んて、ナイショ話をするときは、トークバックをOFFにしちゃえばブースの中には一切聞こえないわ。とっても大人の世界ね。おそらく声優さんは、トークバックを切られてる間は、ドキドキしてるハズだよ。Mっ気のある声優さんだったら、3分もトークバック切って放置プレイすると効果的だよ。お兄ちゃんたちも効果的に使ってみてね。何かしらのフラグが立つはずよ。

 右側にあるミキサーは、マイクのミキサーだけど、これはエンジニアが最初に調整するだけで、声優さんはいじらないんだ。


 (次ページ、「さあ!声優さんにビシビシ演技指導して収録するよ!」に続く)

前へ 1 2 3 4 次へ

この特集の記事

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII @LIVE 2016、この秋開催

ピックアップ

デル株式会社