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3Dに録画機能にLED! 冬ボで買いたい最新テレビ/BDレコ 第5回

ソニー「BRAVIA」編――4倍駆動など最新技術を意欲的に搭載

2010年11月19日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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独自の操作メニュー「クロスメディアバー」など
画面デザインも先進的

操作メニューの「クロスメディアバー」で、BSのチャンネルを表示したところ。ヨコ移動で地デジや110度CSのチャンネルに切り換えたり、ネットワーク機能などを選択できる

操作メニューの「クロスメディアバー」で、BSのチャンネルを表示したところ。ヨコ移動で地デジや110度CSのチャンネルに切り換えたり、ネットワーク機能などを選択できる

 まずは、BRAVIAシリーズに共通の操作メニューや基本的な機能を見ていこう。同社は操作メニューに「クロスメディアバー」(XMB)を採用していることが大きな特徴。これは、ゲーム機の「プレイステーション 3」や「プレイステーション・ポータブル」でも搭載されているメニューで、ヨコ軸に放送メディアやネットワーク、動画・静止画などが配置され、それらを選択するとタテ軸に各コンテンツが表示されるというもの。

 デザイン的にも斬新で、初めて使うと少々戸惑うこともあるが、直感的に操作できるので慣れてしまえば快適に使える。

「番組表」ボタンを1回押すと、画面下部に「現在番組表」が表示される(左)。もう一度押すとフルサイズの「番組表」となる(右)

 番組表は、濃いめの地色に白抜き文字で表示。視認性は良いが、他社のテレビでは白地に黒文字の番組表が多いため、印象がずいぶん異なる。

番組表の「オプション」メニューから呼び出せる「番組検索」。複数キーワードの組み合わせに対応しており、詳細な検索も可能だ

左が検索結果。番組を選んで選択を押すと右のような番組説明が確認できる

 番組検索は、ジャンルおよびキーワードでの検索だが、時間帯やジャンルに、複数のキーワードを組み合わせることができ、ピンポイントでの番組探しも可能。録画機能を持たないテレビの番組検索としては十分な機能だろう。

 基本的な設定は、XMBの左端にある「設定」アイコンから行なうが、よく使う調整機能は「オプション」ボタンを押すことで呼び出せる。たとえば、放送を視聴しているときにオプションボタンを押せば、画質・音質などの調整機能が表示されるなど、そのときに使える機能がリストアップされるので便利だ。

放送視聴時などに呼び出せる画質調整のメニュー。画質モードの切り替えのほか、一般的な画質調整などが行なえる。オーバーレイ表示なので、調整による画質の変化もそのまま確認できる

放送視聴時などに呼び出せる画質調整のメニュー。画質モードの切り替えのほか、一般的な画質調整などが行なえる。オーバーレイ表示なので、調整による画質の変化もそのまま確認できる

画質設定の「詳細設定」。KDL-46HX900では、精細感を高める「ディテールエンハンサー」などの微調整が可能

画質設定の「詳細設定」。KDL-46HX900では、精細感を高める「ディテールエンハンサー」などの微調整が可能

KDL-46HX900の詳細設定には「美肌補正」もある。デジカメなどで開発された「顔認識技術」を応用し、人の顔を検出して肌の再現を調整する

KDL-46HX900の詳細設定には「美肌補正」もある。デジカメなどで開発された「顔認識技術」を応用し、人の顔を検出して肌の再現を調整する

 画質調整では、それぞれのモデルに搭載された高画質機能の微調整が可能。KDL-46HX900の場合、画像処理エンジン「ブラビアエンジン3」の機能に加えて、より高度な画質改善能力を持つ「インテリジェントイメージエンハンサー」も備えているので、設定項目は多めだ。

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