望遠撮影重視なら迷わず買え!!
11倍もズーム倍率があると、広角側と望遠側で何を撮ってるのかがわかりにくくなるほど
18mm側での最短撮影距離。広角側では若干物足りない。もう少し寄れるといいのだが、高倍率ズームに求めても難しいだろう
200mm側での最短撮影距離。望遠側では専用マクロほどではないがかなり寄れる上、シャープネスが高く、マクロ撮影で重宝する
200mm側（35mm換算で約300mm）の望遠撮影になると野良猫相手に近づかなくても撮影できる
高倍率ズームのおかげでレンズ一本で何でも撮影できる。少し重いのが難点だが焦点距離を気にしないで撮れるのは便利
200mm側。少しエッジの残るボケ方だが自然な感じだ
遠近感を無視した撮影もできる
全焦点距離において高い解像力が得られ、値段相応の価値があるといえる。動画撮影時にもキットレンズである18-55mmに比べて手ブレ補正の効果が高く、背面液晶で見るだけでもアクティブモードの効果が実感できる。
機材の重さや取り回しよりもNEXシリーズで望遠撮影を重視したいなら迷わず買いたいレンズだ。
レンズが重くて大きいのが原因ではあるが、撮ろうとして構えるとつい、一眼レフの感覚でファインダーを覗きたい衝動に駆られてしまうことが多々あった。一眼レフの場合には大きい望遠レンズは両手と顔との3点でレンズを抑えこむのだが、NEXだと顔が離れてしまい、少し不安定になってしまう。
これだけ大きなレンズを用意するのであれば、バランス良く撮影するためにも是非ともEVFを出して欲しい所だ。
それと個人的な好みなのだが、NEX-3の小型ボディを生かすにはやはりレンズも小型なほうがいいと思う。このような高倍率で大柄なレンズも必要だが、普通に望遠ズームで小柄なレンズが欲しい。
フォトキナで発表されたロードマップを見ると全部で7本ある割には小型軽量なレンズが見られない。むろん光学性能を下げるのは論外だが、高感度性能も高いことだし、多少暗くても小さく軽いレンズのほうがシステムには似合っているのではないだろうか？
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