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ソニーのミラーレス一眼「NEX」を使いこなす! ― 第4回

NEXの初期設定を徹底的に見直す

2010年08月04日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 個人的な話ではあるが、実は前回まで使っていた「NEX-5」はメーカーからの借用機材である。そして、連載で使えば使うほどNEXの良さに魅了され「これは長く楽しく使えるカメラなのでは?」と、つい購入に踏み切ってしまった。

 去年にオリンパスの「PEN」(E-P1)を購入して趣味用途のカメラは十分なのだが、NEXはひょっとすると仕事でも使い物になるのでは? と甘い期待を持っていたりする。

 PENの場合には薄型17mm(35mm版で34mm相当)のパンケーキレンズがあるので、基本的にはこのレンズ1本でなんでもこなしてしまうような使い方がメインになっている。実際にはパナソニック製の14-45mmと20mmレンズも持っているのだが、軽さとコンパクトさゆえに実働しているのはほとんどこの17mmだけだ。

 PENはそういう使い方ができるし、それが一番似合っていると思う。しかし、NEXの場合には標準域のレンズはズームになり、装着状態がコンパクトで魅力的な16mmは24mm相当と思いっきり広角で、1本だけでなんでもこなすというスタイルにはならない。

 いや、かつてはレンジファインダーのカメラに20mm単体だけで趣味写真を撮っていたので、16mmだけっていうのもいいのだが、便利なのでズームも使ってしまう。つまりNEXはPENとは違い、複数のレンズを用いてレンズ交換を楽しみながら、色々な写真を撮る欲望を沸き立ててくれるカメラなのだ。

購入したのはNEX-3のダブルレンズキット(実売価格7万5000円前後)+フィッシュアイコンバーター(同1万5000円前後)だ。取り敢えず現状ではこれがNEXのシステムのほぼすべてといっていい。PENのときは標準レンズ以外にはあまり興味が無かったのだがNEXではやはり交換レンズまで含めて欲しくなってしまった。色はやはり「かわいい白!」 購入したのはNEX-3のダブルレンズキット(実売価格7万5000円前後)+フィッシュアイコンバーター(同1万5000円前後)だ。取り敢えず現状ではこれがNEXのシステムのほぼすべてといっていい。PENのときは標準レンズ以外にはあまり興味が無かったのだがNEXではやはり交換レンズまで含めて欲しくなってしまった。色はやはり「かわいい白!」

 というわけで、NEX-5を購入……ではなく、実は「NEX-3」の方を購入した。NEX-3を買った一番の理由は値段だ。ダブルレンズキットの値段を調べてみたら価格差が約1万5000円ほど、差額の分で魚眼コンバーターを買ってもお釣りがくる。

 それにNEX-3とNEX-5の大きな差はフルHD(AVCHD)動画が撮れるかどうか。たしかに機能は高いほうがいいが、今のところフルHD動画を撮りたいとはあまり思わない。どうせ撮れても最大30分だし、マニュアルでの絞り操作ができないし、ズームも手動、ピント送りもタッチパネル方式のほうが絶対的に操作しやすい。とか考えると、NEX-5の動画機能にそれほどの優位性を感じられず、フルHDでもなくていいやとNEX-3を選んだ。

 仕事用カメラにフルHDで撮れるデジイチがすでにあるので、必要ならそれを使用すればいい。

 また、NEX-5があまりにも小さいのも気になった点。底面は三脚との設置面積が非常に狭く、安定しにくそう。サイズ的にNEX-3のほうが若干大きいのだが、グリップのホールド感は個人的にNEX-3のほうが好き。実は厚みはNEX-3のほうが薄いのだ。

 NEX-3の欠点としては赤外線の受光部がないので、別売のリモコンを使った撮影ができない。実はこれが結構痛いかもしれない。2秒に設定できるセルフタイマーで取り敢えずの代用はできるが、モード切り替えをしないと必ず2秒待たされてしまうので決定的瞬間を撮ることができないのだ。

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