![]() |
---|
今回は金属筐体採用で、質感にも優れたHPのコンバーチブルタブレット「2740p」を紹介する |
4月22日、日本HPはビジネス向けノートパソコン4機種を発表した(関連記事)。その中の1台である「HP EliteBook 2740p」(以下、2740p)は、Core i7を搭載したコンバーチブルタブレットPCだ。
コストパフォーマンスの高さが目立つ製品で、Core i7と160GBのIntel製SSDの構成でも20万円を切る価格を実現している。高いという印象が強いタブレットPCのイメージを覆す価格と言っていいだろう。
![]() |
---|
「HP EliteBook 2740p」 |
外観はHPらしいシックなイメージでまとめられている。外観はシルバーで統一され、天板のHPのロゴのほか、パームレストや電源スイッチなどはヘアライン加工を施したアルミニウムを使用している。
![]() |
![]() | |
---|---|---|
背面および前面。基本的にシンプルな構成と言える |
![]() |
![]() | |
---|---|---|
スライド式の電源スイッチと無線LANスイッチはアルミニウム製 |
最小構成時の2740pの直販価格は、XPダウングレードモデルでは18万9000円から。CPUはCore i7-620M(2.66GHz)で2GBのメモリー(PC3-10600準拠)と250GBのHDDを搭載している。OSはWindows XP Tablet PC Edition 2005(Windows 7 Professional 32bit版からのダウングレード提供)となる。
液晶ディスプレーは12.1型ワイドで、解像度は1280×800ドットに対応し、指でも付属のペンでも入力できるタッチパネル式だ。
今回の評価機は、6月下旬販売開始予定のWindows 7 Professional 32bit版と、160GBのSSDを搭載したゼロスピンドルモデルだ。それ以外のスペックは上記と変わらず、直販価格は19万9500円からとなる。SSDを搭載しつつも、XPダウングレードモデルとの価格差は1万500円しかない。
この連載の記事
- 第39回 堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」
- 第38回 タブレットでもCore i5搭載、「Eee Slate B121」の実力は?
- 第37回 高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」
- 第36回 パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す
- 第35回 顔認証と省電力「HP 8200 Elite All-in-One」の実力検証
- 第34回 薄さ10mm、HPの持ち運べる液晶「L2201x」を試す
- 第33回 デルの「OptiPlex 990」を試す
- 第32回 ピークシフト対応機の本当のところ
- 第31回 ついに第2世代Core i搭載した「ThinkCentre M91p」
- 第30回 富士通、次世代Atom搭載の全部入りスレートPC「STYLISTIC」
- この連載の一覧へ