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カプコン、期待の新RPG「LAST RANKER」完成披露会を開催

2010年06月07日 20時30分更新

文● 伊藤 真広

 2011年7月15日にPSPで発売を迎えるカプコンの新RPG「LAST RANKER」の完成披露会が、6月6日に東京・時事通信ホールにて開催された。
 この日の完成披露会は、プロデューサーを務める松川美苗氏、今回の「LAST RANKER」がカプコンでは初仕事となる「キングダム ハーツ」や「ファイナルファンタジーVII」のシナリオを担当したことでも知られる野島一成氏、楽曲制作の下村陽子氏が参加したほか声優からは、主人公のジグ役の神谷浩史さんとファズ役の中村悠一さんの2人、計5人が出席した。
 会場の照明が落とされるとステージからは下村氏の作曲したBGMの生演奏がスタート。続いて、神谷さんと中村さんの2人が登場し、ゲームシーンを再現するボイスドラマから完成披露会は始まった。

BGMの生演奏から、完成披露会の幕が上がった

オープニングからいきなり神谷さんと中村さんによる生演奏付きのボイスドラマ!

 ボイスドラマに続いて、松川氏、野島氏、下村氏らもステージに登場。下村さんの担当した楽曲制作を中心にトークショーが進んでいった。
 トークショーでは、開発に当たっての苦労話や、ジグとファズの2人のキャラクターについてそれぞれの役を演じた神谷さんと中村さんから、説明とそれぞれの印象を語った。

左から、プロデューサー:松川氏、ジグ役:神谷さん、ファズ役:中村さん、シナリオ:野島氏、ミュージック:下村氏

 トークショーのなかで松川氏から、「LAST RANKER」の本編の前の部分を描いた小説「旅立ちの決意」を書いてもらったことを明かした。これは、野島さんから「ボイスを取ってしまうとシナリオにロックが掛かってしまうじゃないですか」と言われたことが端を発っしており、6月10日の木曜日から4週連続で「LAST RANKER」の公式サイトで配信される。また、この小説を元にしたボイスドラマも7月2日に配信されることもあわせて発表された。
 トークショーの終盤では、神谷さんと中村さんが演じたお互いのキャラクターをどう思っているかといった質問が2人に投げられた。
 神谷さんの「かっこいいでしょ、ファズ。ズルイな思って、割と美味しいヤツなんですよ。声も中村悠一ですし(笑)」といった答えに、中村さんは「おい、やめてくれよ~(笑)」と壇上で掛け合いをして笑いを誘っていた。さらに神谷さんからは「ネタバレになっちゃうかな?」と気を使いつつ「小説やボイスドラマを聞いてもらえるとわかるんですが、女がいてですね、彼と徹底的な差があるキャラクターなんですよ」と神谷さんがファズについて語った。
 中村さんはジグについて「ストーリーを最初から最後までやると、彼の良さがわかるんですよ。途中までは、自分の本当に言いたいことを言わないから理解を得られない一匹狼的なところがあって、もっと人間関係をうまくやって欲しいというところがあるんですが。中盤からはそうじゃないというところが出てきて、エンディングにいいところがあるんですよ」と松川氏と野島氏の二人が思わず苦笑いしてしまうネタバレ寸前の発言も飛び出した。
 最後にキャストのサイン入りポスターや台本が抽選で当たる“発売記念プレゼントキャンペーン”なども発表して5人がステージを後にすると、冒頭に搭乗した3人の女性が再びステージに姿を表し、再び演奏をはじめた。そして、神谷さんと中村さんの2人が、生アフレコをして完成披露会は終了した。

野島氏書き下ろしの小説「旅立ちの決意」は6月10日、ボイスドラマは7月2日から配信開始。ボイスドラマは、携帯モバイルサイト“超!アニメロ”でも配信される予定だ

お互いが演じたキャラクターの印象を語るコーナーでは、シナリオを担当した野島氏や松川氏も話に混ざる盛り上がりを見せた

サイン入りポスターと台本の発売記念プレゼントは、パッケージに同封されている応募券を使って応募するようだ

最後に「関わった開発スタッフ、プロジェクトスタッフのたくさんの思いが詰まったタイトルです。ゲームが好きだ、RPGが作りたいそんな思いが「LAST RANKAER」です。ユーザーの皆さんにそんな気持ちが伝わればと思います。7月15日にゲームを通じて皆様とお会いできるのを楽しみにしてみます」と松川氏がコメントした

発表会終了後は、外に設置された試遊台や出演声優のサインが書かれたポスターなどといったグッズが展示されていた

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