TWO HUNDRED
●URL:http://www.antec.com/Believe_it/product.php?id=MjE1Nw==
●実売価格:7000円前後
コストパフォーマンスが高い
ゲーミングPC向けのエントリーモデル
TWO HUNDREDは、アンテックのゲーミングPC向けケースの中で、エントリーモデルに位置する製品だ。上位のTWELVE HUNDREDやNINE HUNDREDは、フルタワー仕様でボディが大きく、やや威圧感があるが、TWO HUNDREDは、ミドルタワー仕様のケースであり、手頃なサイズと価格を実現している。ミドルタワーといっても、3.5インチシャドウベイを6基備え、7つの拡張スロットをサポートするなど、拡張性は十分だ。また、ホットスワップ3.5インチSATA HDDアダプターや回転数の調整が可能なファンを2基搭載するなど、機能的にも充実しており、ゲーミングPCだけでなく、幅広い用途に対応できるコストパフォーマンスの高いケースだ。
TWO HUNDREDのサイズは、20(W)×47(D)×45(H)cmで、重量は約6.3kgと比較的軽い。材質はスチールで、トップパネルは取り外せない構造になっている。両サイドパネルは、手回し可能なローレットスクリューで固定されており、ドライバーを使わずに外すことが可能だ。フロントパネルの下部には、エアフィルターが装着されており、ケース内部へのチリやホコリの侵入を防いでいる。
標準でケース天面に14cmファンを、背面に12cmファンを搭載している。これらのファンはTwoCoolファンと呼ばれるファンで、回転数を2段階で調整できる。回転数の切り替えはリアパネルの上部のスイッチでおこなう。天面ファンは800rpmと1200rpm、背面ファンは900rpmと1500rpmの切り替えが可能だ。さらに、フロントパネルに12cmファンを2基追加できるほか、左サイドパネルにも12cmファンを増設できる。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第6回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010【アンテック番外編】 -
第5回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010【その他オススメ編】 -
第4回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010【クーラーマスター編】 -
第3回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010【アビー編】 -
第2回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010【サーマルティク編】 -
第-1回
ケース
長~く使える極上のPCケース2010 - この連載の一覧へ