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長~く使える極上のPCケース2010 第4回

長~く使える極上のPCケース2010【クーラーマスター編】

2010年05月31日 20時00分更新

文● 石井 英男

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 クーラーマスターといえば、古くからCPUクーラーやケースファンなどの冷却系パーツで、自作派に人気のメーカーである。PCケースについても、いち早くメッシュ仕様のフロントパネルを採用するなど、冷却性能を重視していることが特徴だ。同社のケースの中には、最大10基ものファンを搭載可能な製品もある。また、ツールフリーなどの独自ギミックを多数搭載し、拡張性が高いハイエンドモデルでも、価格が比較的安いことも魅力だ。デザイン的にも日本人好みのものが多い。
 今回は、そんなクーラーマスターのケースのなかから、長く使えてコストパフォーマンスの高い、オススメ製品を紹介しよう。

冷却性能を重視し独自ギミックも多数搭載するクーラーマスター製PCのケース

CM690 II Plus

●URL:http://www.coolermaster.co.jp/products/product.php?language=jp&act=detail&tbcate=3428&id=8193
●実売価格:1万4800円前後

拡張性と冷却性能に優れた
ロングセラーケースの後継モデル

 CM690 II Plusは、同社のロングセラーケースCM690の後継として、2010年4月に発売が開始されたばかりの新製品だ。CM690のウリであった冷却性能をさらに強化し、2.5インチ/1.8インチドライブにも対応するなど、2010年モデルらしい進化を遂げている。また、外観も角が丸みを帯びたデザインに変更されている。
 標準で3基のファンを搭載しているが、ファン取り付け用の穴が多数用意されており、最大10基ものファンを搭載可能だ。フロントパネルやトップパネル、底面はメッシュ仕様になっており、エアフローについては万全だ。さらに、水冷ホースを通すための水冷ホールも用意されており、水冷システムを組みたいという人にもオススメだ。

フロントパネルはメッシュ仕様で、効率よく外気を取り込めるようになっている

フロントI/Oポートは上面の手前に配置されており、ケースを床置きしたときにアクセスしやすい。用意されているポートは、USB 2.0×2、eSATA×1、マイク入力、ヘッドホン出力。トップパネルの後部もメッシュ仕様だ

トップパネルの手前側は凹んでおり、小物入れとして活用できる。USBメモリや工具、ネジなどを入れておくと便利だろう

左サイドパネルには吸気口が開いており、12cmファンまたは14cmファンを2基装着できるようになっている

右サイドパネルにも吸気口が開いており、8cmファンを装着できるようになっている

右サイドパネルを外したところ。マザーボードベースのCPUソケット部分の穴を通して、マザーボードの裏側にも外気が当たるようになっている

(次ページへ続く)

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