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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第7回

誰でも手軽にデコメが作れるケータイはコレだ!

2010年03月01日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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デコメのテンプレの数は30種類以上!

 その結果が以下のとおり。まず注目は自動作成機能だ。いつも通りにメールを書いて、この機能を使えば、内容を変えずにメールをデコレーションしてくれるのだ。絵文字を選ぶだけで大変、なんて人にはとてもありがたいだろう。auの2モデルは自動作成機能が無いものの、その代わりオリジナルのデコメパーツが作成できる点は魅力だ。写真を絵文字サイズにする、という方法なので作るのも簡単だ。ソフトバンクは人気の「白戸家のお父さん」がデコメのテンプレにある。

端末 デコメ自動作成機能 デコメのテンプレ数 デコメパーツの作成
ドコモ「SH-02B」 24(アニメ)+35(デコメ)
ドコモ「N-01B」 50(アニメ)+40(デコメ) ×
au「CA003」 × 23(アニメ)+20(デコメ)
au「SH005」 × 33(アニメ)+24(デコメ)
ソフトバンク「940N」 41(デコメ) ×

 3項目にバランス良く対応しているのはSH-02Bだが、意外とどの機種も「デコメ初心者」が楽しめる機能があるようだ。さて、それそれぞれの機種でどんなデコメができたのか、見てみよう。

「絵文字プラス」をはじめデコメ機能が豊富
NTTドコモ「SH-02B」

 デコメ機能がとても豊富なのがSH-02B。まずデコメ自動作成機能として「絵文字プラス」がある。メールの本文入力後、「絵文字プラス」のボタンを押すだけでOK。複数の候補から、プレビューでチェックして選べる。今回のメールテストでは「なんで一言俺に相談しない」の部分が大きく表示されるのが印象的。たしかにメール時の状況を考えるとこの部分は大切だ。

 また、デコメアニメのテンプレートを選ぶときは、ウケを狙うならあえて全く別のシーンのテンプレを選択すると面白い。たとえば「お正月」や「ごめんなさい」などを選ぶと、メールの内容とギャップがあって楽しい。またゲーム要素のある「もぐらたたき」も暇な相手には良いかもしれない。

 さらに「ショットデコ」「モーションデコ」を使うと、写真や動画にエフェクトをかけてデフォルメし、メールと一緒に表示できる。絵文字を作る機能ではないが、デコメパーツとして試してほしい。

普通にメール本文を入力したのちに、絵文字プラスボタンを押すことで右写真のようなデコメになる

さらにテンプレを選ぶだけで、ちょっとした寸劇風のデコメになる

デコメアニメがさらに充実 NTTドコモ「N-01B」

 N-01Bの自動作成機能は「おまかせデコメ」。この機能ではメールの文章を入力後、デコレーションボタンを押して「おまかせ」を選ぶと、SH-02Bと同じように候補がプレビューで表示されるので、そこから選ぼう。SHと違って「ケータイを防水にしちゃったよ」が強調され、「お知らせ」などの飾りが入って、テロップとして横に流れて表示する。同じような自動作成機能でも当たり前だが違いはあるのだ。

 またデコメアニメにはSH-02Bと同じもののほか、NECらしい「バザールおみくじ」などがあり、アニメの種類は多い。個人的には「弾き語り」というデコメアニメに、今回のジップロックのメールを載せると、メールの内容とアニメーションが見事に“噛み合わない”ため、笑ってしまった。

N-01Bの自動デコメやテンプレはさらにノリが上!?

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