スタイリッシュなデザインの500W電源付きPCケース
サイズ「GUNTER-BK」
実売価格:8000円前後
500Wの静音電源を搭載するミドルタワーケース。フロントはメッシュ仕様になっており、フロントとリアに12センチファン標準搭載している。高い冷却性能が魅力だ。搭載電源の+12V出力は18Aと16Aの2系統を搭載する。PCI Express6+2ピン補助電源も備えているため、グラフィックカードも安心して増設可能だ。拡張ベイは5インチ×4、3.5インチ×6で、フロントにeSATA×1、USB2.0×2、ラインイン/アウト端子を装備する。
OSは64bit版が旬!
32bit or 64bitは好みで選ぼう!!
マイクロソフト「Windows 7 Home Premium DSP版」
実売価格:1万4000円前後
Windows 7は「Home Premium」「Professional」「Ultimate」の3つのエディションがあるが、XPのソフトを7上で使用できる「Windows XP Mode」を使わないならHome Premiumでオーケーだ。
悩みどころは、32bitと64bitのどちらを選ぶかだが、将来性なら4GB以上のメモリを認識、活用できる64bit版が断然オススメといえる。7になって64bit化が一挙に進んだため、64bit対応の周辺機器は増加しており、地デジチューナーなどのマルチメディア機器も対応している製品が増えているので安心だ。ベータ版の配布がすでに始まっている次期オフィス統合アプリケーションソフト「Office 2010」も64bitに対応するので、この機会に64bitに移行するのがオススメと言える。
ちなみに、通常のパッケージより圧倒的に安価な“DSP版(OEM版)”は、PCパーツとの同時購入が必須なのを覚えておこう。ショップによって若干の違いはあるが、CPU/マザーボード/メモリ/HDD(SSD)/光学ドライブ/拡張ボード(グラフィックカードやサウンドカードなど)といったPC内部に搭載するPCパーツのどれかひとつと組み合わせて購入できる。なお、DSP版は同時購入したPCパーツを搭載しているPC以外にインストールするとライセンス違反になるので注意しよう。
DSP版のライセンス形態についてはココをチェックしよう。(http://www.microsoft.com/oem/jpn/dsp/license_guide.mspx)
OS込みでも6万円以下の激安Core i3構成の完成だ!
激安Core i3構成 | 実売価格 | ||
---|---|---|---|
CPU | インテル「Core i3-530」(LGA 1156/2.93GHz) | 1万2000円前後 | |
マザーボード | BIOSTAR「TH55B HD」(Intel H55 Express/MicroATX) | 9000円前後 | |
メモリー | CFD販売「W3U1333Q-1G」(DDR3-1333 1GB×2枚) | 5500円前後 | |
HDD | WesternDigital「WD Caviar Green WD10EADS」(1TB/32MB) | 7000円前後 | |
光学ドライブ | バッファロー「DVSM-724S/V-BK」(DVDスーパーマルチ) | 3000円前後 | |
PCケース、電源 | サイズ「GUNTER-BK」(500W/ATXミドルタワー) | 8000円前後 | |
OS | マイクロソフト「Windows 7 Home Premium」(DSP版) | 1万4000円前後 | |
合計金額 | 5万8500円前後 |
もちろん、この機会に7への移行をオススメするが、現在使っている手持ちのXPやVistaを使えば4万4500円前後で最新のCore i3搭載PCを自作することが可能だ。ちなみに、CPUをハイパースレッディング機能を搭載しないデュアルコアの「Pentium G6950」(2.8GHz)にして、HDDを500GBにすれば4万円アンダーでの自作も実現可能だ。メールやウェブのみの家族用PCやビジネス向けPCなら、4万円アンダー構成もアリと言える。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第5回
PCパーツ
価格性能比で対決! Core i3 vs i5 結局どっちが買い? -
第4回
PCパーツ
10万円前後で自作するCore i5+グラボ搭載マシン -
第3回
PCパーツ
Core i5で激安地デジPCを自作しよう -
第1回
PCパーツ
激安PC自作! Core i3/i5 買うならどっち? -
第-1回
PCパーツ
不況に打ち勝て! Core i3/i5で激安PC自作 - この連載の一覧へ