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全国で使えるのでサブ回線には適している?

ドコモの新たな定額データ通信「128K通信」を使ってみた

2009年12月04日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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モバイルブロードバンドが一般的な今では正直遅い
使い方はユーザーの知恵次第?

 今回は「F-01A」を用いて、Bluetooth経由でのダイヤルアップ接続を行なった。実際の速度はほぼスペックどおりと言っていいものだったが、さすがに遅さを感じる。

 編集部ではイー・モバイルの端末を契約しており、外出先でしばしば使っている。都心部ではイー・モバイルの速度低下を実感する機会は少なくないが、それと比べてもどうしても見劣りがする。

BNRスピードテスト

BNRスピードテストでのテスト結果

 Webサイトを次々とブラウジングするような用途には不向きだろう。またメールについても使い方に工夫が必要かもしれない。というのも、たとえば500KBの添付ファイル付きメールの受信に要した時間は約1分弱。送信は1分45秒程度。ビジネス用途であれば、巨大な添付ファイル付きメールが送られてくる機会が少なくない。そのようなユーザーであれば、添付ファイルは選択して受信する設定にしたい。

 とはいえ、全国で使えるFOMA網を用いたデータ通信サービスが安価に利用できるのもまた事実だ。特に普段からiモードを活用し、パケット通信料を常に上限の4410円支払っているユーザーであれば、プラス1575円という計算になる。既存のモバイルブロードバンドサービスの代替になるとはやや言いがたいが、いざというときの回線として、接続ユーティリティをPCに入れておくと、役に立つ機会は十分有り得る。あとはユーザーの使い方次第だろう。

ついうっかり設定を間違えて、5985円の上限を超えないように設定はコネクションマネージャに任せるのがいいだろう(もし超えてもパケ・ホーダイ ダブルを契約している限り、1万3650円という上限が適用されるが……)。ちなみにAPNを「mpr.ex-pkt.net」にすることで、SIMロックフリーの端末でも利用できた

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