RPGで重要な環境設定を極める
続いてゲームにおけるグラフィックオプションについて解説しよう。
RPGゲームということで、今回はスクウェア・エニックスの「ラスト レムナント」を取り上げる。ラスト レムナントは、フィールド(街)とバトルシーンに別れ、バトルシーンではターン制によりゲームが進行する。バトルシーンでは攻撃パターンなどにより各種エフェクトがかかるため、負荷は高くなりがちだ。
(1)表示解像度
使用するビデオカードと接続するディスプレイによって設定範囲は異なるが、高い解像度を指定するほど描写負荷は高くなる。また非アクティブ時の動作を「動作を継続」と「ポーズを掛ける」から選ぶことができる。「ポーズを掛ける」を選んでおけば、ウィンドウのフォーカスが他に移ったとき、自動的にポーズが掛かるので、他の作業をしながらゲームを進めるということも無理なく行なえるわけだ。
(2)テクスチャレベル-キャラ
キャラクタのテクスチャレベルを設定できる。設定が高いほど負荷は高くなるが、パフォーマンスに与える影響は小さいので、HIGH QUALITYに設定しても問題はない。
(3)テクスチャレベル-ワールド
ワールドのテクチャレベルを設定できる。テクスチャレベルと同様、パフォーマンスに与える影響は大きくないので、最大設定にしてもOKだ。
(4)テクスチャレベル-影
影の品質を決定する項目。LOWからHIGHまで段階的に設定できる。ここは比較的パフォーマンスへの影響があるため、重い、カクつくといった症状が見えるなら低めの設定にしておこう。
(5)フレームレートの上限
フレームレートを30、60、NONEから選べる。ベンチマークを行なうならNONEを選ぼう。通常プレイでは30または60に設定することをオススメする。NONEに設定するとGPU、CPUともにフルパワーで動作しようとするため、非常にCPU/GPU温度が高くなる傾向があるためだ。
(次ページへ続く)
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