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多種のコードに対応。好きな曲のコードを記録しておけば手軽に弾き語り可能

「現実的なギター」ならギターが弾けなくても弾ける! 

2013年04月04日 22時33分更新

文● 貝塚 怜/ASCII.jp編集部

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 最近App Storeの無料ランキングにちょくちょく並ぶようになった「現実的なギター」というアプリをご存知だろうか。

 iOS向けの電子メトロノームや電子ドラムセットなど、軽音楽関係のアプリを開発している米Rubel Coによる、バーチャル・アコースティックギターアプリだ。ギターアプリは多数存在しているが、シンプルなデザインと心地良い使い勝手が本アプリの特徴。

   早速ダウンロードして遊んでみた。

タイトル画面

 デフォルトで6つのコードが設定されており、画面上の弦をなぞると、タップして選択したコードが鳴るという仕組みだ。1本ずつ弾くことも可能なため、アルペジオにも対応している。

シンプルで分かりやすいインターフェース

 画面上の弦を実際のギターのようにおさえるのは中々に骨が折れるが、この方式であれば非常に簡単。スマートフォンに適したインターフェースだと言える。

一瞬、意味がよく分からない

 設定画面に移行すると、「フリー・バージョンを使えば、20のランダムなコードだけが利用可能です」というたどたどしいポップが出現する。「フリー・バージョンでは、ランダムな20のコードのみお使い頂けます」といったところか。

 C、D、A、F、G、A、Bそれぞれのメジャー・マイナーに加え、Add9やaugも選択可能。無料バージョンでは毎回ランダムに選択される20のコードしか利用できないが、有料バージョンならば自由に選択可能だ。

 

ポジションが表示されるのでコード確認にも

ギターの色が選べるなど、凝っていると思う

 ギターはサンバーストカラーとブラックカラーから選択可能。なお、収録音は本物のギターから録音したものだという。少し遊ぶには十分なレベルのサウンドだ。

パターンには好きな名前を付けて保存できる

 面白いのはコードパターンを記録できる点だ。好きな曲の使用コードを登録しておけば、ギターが弾けない人でも簡単に好きな曲を弾いている気分を味わえる。また、逆さに構えると左利き用になるので、利き腕に関わらずプレーが可能だ。

 作業の合間などに気軽に遊んでみてはいかがだろうか。現実的なギターはiPadにも対応しているので、首からぶら下げて宴会などで披露すると意外にウケるかもしれない。

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